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有明医療センターからのお知らせー市民を愛する 市民に愛される 病院へー

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熊本県荒尾市

有明医療センターから、さまざまな医療に関する情報をお届けします。

◆当院では、Shear wave Elastography(シアウェーブエラストグラフィ)で肝硬度測定を行っています
慢性肝疾患では、肝線維化が病気の進行や合併症に大きく関係します。そのため、肝線維化を正確に把握することが重要といわれています。近年、肝線維化を数値で評価できる画像診断法として「エラストグラフィ」が注目されています。この方法には、超音波とMRIによる方法があり、MRIは超音波と比べると診断精度は高いですが、汎用性や使いやすさといった点で劣ります。
そこで、当院では超音波エラストグラフィのひとつであるShear wave Elastography(シアウェーブエラストグラフィ)(以下SWE)による「肝硬度測定検査」を行っています。肝硬度測定が可能な超音波診断装置『Canon aplio i700』を2022年に購入、2023年に検査を開始し、2024年5月までで約20件の検査依頼がありました。この装置はSWEという方法で肝硬度(肝臓の硬さ)を測るものです。
SWEの測定は通常の腹部エコー検査と同じで空腹のときに行い、腹部エコー検査20分、SWE測定が5~10分で計30分ほどかかります。
皮下脂肪厚が3.5cm以上の高度肥満の人は測定できませんが、体に負担もないため比較的簡単に繰り返し検査ができます。

問合せ:有明医療センター 検査科
【電話】63-1115

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