令和7年 荒尾市 二十歳の集いが行われました。
■笑顔あふれる新たな門出を祝う
1月12日、文化センターで二十歳の節目を祝う場として、「二十歳の集い」が開催されました。式には、今年度二十歳になる約350人が参加し、華やかな振袖や真新しいスーツなどの晴れ姿で同級生との再会を喜びました。式では、市長や来賓から祝福の言葉が贈られ、地区代表者が企画した催しも実施しました。サプライズでAKB48グループの総監督で、あらお観光大使の倉野尾 成美(くらのおなるみ)さんから祝福のビデオレターが届くなど、会場は大いに賑わいました。
◆菊川 淳美(きくかわあつみ)さん
◇家族や友は僕の宝です
小さい頃から色んなことに挑戦し、応援団長・キャプテン・生徒会長などリーダー的役割をがんばってきた菊川さん。高校からは有明工業高等専門学校のメカニクスコースに入学。笑顔の絶えない5年間を共にした、一生の仲間ができたと嬉しそうに語られていました。
ものづくりが好きで、家族へのプレゼントは心を込めて色んなものを作っているそうです。そんなエピソードから家族への想いが伝わってきます。「父は僕の目標とする人で大切なことを教え、育ててくれました。父がくれた願いのこもったこの名前は僕の誇りです。母はいつも明るく楽しい人で、母がかけてくれる言葉は僕をポジティブにしてくれています。二人の子で本当に幸せです」と話してくれました。
◇背中を見せられるようかっこよく生きたい
菊川さんは4月から福岡県で就職が決まり、実家を離れる予定です。「僕を大切にしてくれた曾祖父・曾祖母に誇れる社会人になりたいです。『あなた達のひ孫は、こんなに成長したよ!』と伝えたいですね」と菊川さん。
二十歳を迎えるにあたり、「カッコよく生きていきたい」という抱負も。「父・母・祖父・祖母・叔父・叔母たちの背中を見て『こんな大人になりたい』と思ってきました。だから僕自身もそう思われる大人になりたいですね」と話してくれました。努力できる、誰かのことを想える、そして感謝を忘れない大人になりたいそうです。
◇母・裕美(ゆみ)さんからのメッセージ
感謝の気持ちをとても大切にしていて素直に育ってくれてありがとう。あなたの成長を側で見守れたことが幸せです。またこれからの活躍を楽しみにしてます。
◆岩下(いわした) なつきさん
◇情熱を注いでいるのはボランティア活動
両親と2人の兄・妹がいる岩下さんは、みんなで一緒に歌ったり踊ったりする明るい家庭で育ちました。きょうだい揃って空手を習い、岩下さんも幼稚園から中学校まで続け、荒尾市と大牟田市の地区大会で優勝し、全国大会にも出場するほどの腕前でした。中学生からは生徒会やボランティアに夢中になり、熊本大学に在籍中の今でも国立阿蘇青少年交流の家を拠点にボランティア活動をしています。「生徒会やボランティアに出会って、人と協力することの楽しさを知りました」という岩下さん。現在は子どもたちを集めてウォーキングイベントを開催したり、ガイド体験のサポートをしているそうです。
◇子どもたちの人生を後押しする教師に
大学では教育学部に在籍し、将来の夢は小学校の先生になること。「小学生の時に出会った先生が、児童一人ひとりの良さを見つけてくれる人でした。私も子どもたちにポジティブな影響を与えられるような教師になりたいです」と語ってくれました。
二十歳を迎えるにあたり、家族への想いも。「両親は習い事など私がやりたいことを全部やらせてくれて、背中を押してくれました。今まで沢山もらってきたので、これからは両親を含め、いろんな人に恩返しができる大人になりたいです」。自分も楽しみながら、人のためにできることをするのが目標だそうです。
◇母・みゆきさんからのメッセージ
式典での姿、とても素敵でした!頼もしく成長した姿に胸がいっぱいです。これからもなつきらしく、笑顔あふれる未来を築いてください。ずっと応援しています。
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