■菊池高校伝統の育友会林体験学習
本校では、「菊池高校育友会林」を活用し、菊池少年自然の家の西南一帯で、スギやヒノキを育てています。これまで多くの育友会と卒業生の皆さんが整備され、今でも美しい森が保たれています。また、本校の校舎の木造の部分には、ここで育ったスギやヒノキが使用されていて、生徒たちの成長を見守ってくれています。
育友会林では、毎年1年生が11月に「育友会林体験学習」を実施し、環境保全の手伝いを行い、管理に協力しています。昨年も11月1日に、1年生がこの伝統を受け継ぎ、菊池森林組合の皆さんのご指導の下、植樹や整備を行いました。
生徒たちは、ベンチと校訓「汗と夢」の看板作成班と植樹班に分かれて作業。日頃体験することができない林業に触れたり、大自然の中で昼食を取ったりし、クラスの団結力も高まったようでした。楽しみながら達成感を感じることができる貴重な経験になりました。
育友会林の近くを通った際は、本校を思い出してもらえると幸いです。
■「城山の日」清掃ボランティアに参加しました!
12月3日に行われた城山の日清掃ボランティアに148人の生徒が参加しました。2009年から始まったこの取り組みは、日頃から生徒たちの憩いの場となっている菊池市ふるさと創生市民広場周辺を中心に清掃活動を行うものです。
本校は、御所通りの皆さんや市に協力してもらい、「菊高ジャック」といった学校行事を無事に行うことができています。その感謝の気持ちを込めて参加しました。また、本校育友会からも多くの皆さんが参加され、親子でボランティアをする良い機会となりました。
参加した3年生の松岡紗那(まつおかさな)さんは、「3年間お世話になった菊池市に恩返しをしたいと思って参加しました。普段使っている場所がきれいになって、爽やかな気持ちになりました」と笑顔で話しました。
■今年の婚活もカップルが成立しました!
11月号でも紹介した、「菊高ジャック」の商業科の取り組み「スクール婚活」で、4組のカップルが成立しました。
スクール婚活は人口減少や少子化といった地域の課題を解決するために高校生ができるイベントとして始まり、昨年で3年目を迎えました。1年目から婚活コーディネーター・荒木直美(あらきなおみ)さんの指導の下、参加者の皆さんに楽しんでもらえるよう、生徒たちは毎年コンセプトを変えながら企画しています。今年は、「LOVE解きマッチ」をコンセプトとし、さまざまなクイズを解きながら男女の仲を深めていく内容でした。
参加者からは「高校生の考えた企画が楽しかったのはもちろんでしたが、おもてなしが素晴らしかったです。楽しめました」とうれしい声が聞かれました。出会いを探している人は、来年ぜひ応募してください。
問い合わせ先:菊池高校
【電話】0968-25-3175
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