「社会を明るくする運動」では、犯罪や非行のない地域を目指し、一人一人が考え、参加するきっかけをつくることを目的に活動しています。
■今年度の主な取り組み
□集会
7月8日に青少年育成市民会議と共催で、社会を明るくする運動菊池市集会を文化会館で開催しました。オープニングは菊池女子高校バトン部の華麗な演技が披露されました。記念講演では、株式会社ヒューマン・コメディ代表取締役の三宅晶子(みやけあきこ)さんが「人にやさしい社会を目指して~Chance!が繋ぐ刑務所と社会~」と題して講話。受刑者専門求人誌を刊行し、非行や犯罪歴がある人の支援を行っている経験から、多くの言葉をいただき、自分を見つめ直す機会になりました。
菊池農業高校生が司会進行、菊池女子高校生が手話通訳、菊池高校生がステージ運営を担当し、若い世代も参加した素晴らしい集会となりました。
□作文募集
市民へ運動の理解と認識を広げることを目的として、市内の小中学生・高校生を対象に、犯罪や非行のない地域社会づくりや更生について考えたことをテーマに募集しました。
31作品の応募があり、最優秀賞3作品が決定。また、県作文コンテストでは1作品が入賞しました。
※詳細は本紙をご覧ください。
□のぼり旗の設置
各区の協力で7月の強調月間中に設置しました。市役所や市内中学校では、懸垂幕や横断幕を設置して、啓発活動に取り組みました。
□協力金
各区からの協力金は11月末時点で89万9600円となり、各種事業に使わせていただきました。
■保護司の活動を紹介します
社会を明るくする運動は、保護司会の皆さんが中心となり、集会の開催や啓発活動に取り組んでいます。
保護司は、法務大臣が委嘱する更生保護のボランティアで、犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことのないよう、その立ち直りを助けるとともに、犯罪予防のための世論の啓発に取り組むなど、安全・安心な地域社会づくりのために活動しています。菊池市では29人が保護司として活動しています。
□保護司の主な仕事
(1)保護観察(仮釈放などになった人たちを地域社会において処遇するもの)になった人への助言や指導
(2)刑務所や少年院などに入っている人の出所後の生活環境の調整
(3)地域での犯罪予防のための啓発・宣伝活動
(4)その他犯罪の予防のための自治体など関係機関・団体との連携・協力などを行っています
■更生保護活動表彰(敬称略)
※詳細は本紙をご覧ください。
問い合わせ先:社会を明るくする運動菊池市推進委員会
【電話】0968-25-7232(菊池市教育委員会生涯学習課内)
(協力)菊池地区保護司会菊池分会広報部
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