■川辺熊野座神社神楽
旭志川辺にある川辺熊野座神社は、由来記によると、桓武(かんむ)天皇の延暦(えんりゃく)年間(782~806)に創建された神社で、旭志地域の中では最も古い神社といわれています。
神楽は、明治24年(1891)2月、神社の千百年大祭にあたり、神楽奉納の儀を決め施行されたのが始まりであるとされています。一時衰退した時期もありましたが、湯舟神楽保存会の協力の下、昭和61年の年季祭で復活を果たしました。
湯舟神楽と同様に合志神楽の流れをくみ、奉剣、次剣、芝、御幣、和弓、四剣、神撰歌、地鎮の8つの舞があり、太鼓2人、笛2人、舞人6人で行われます。
奉納は毎年11月3日だけですが、年季祭として25年ごとに大祭が行われています。前回は平成23(2011)年3月に神幸行列が華やかに行われました。神輿と極彩色の矢五郎像2体が担がれ、その後、数頭の飾り馬、馬子たちの「祝い歌」、各組の手踊りたちが続き賑わう中、途中2カ所の御旅所で神楽が奉納されました。
今年も11月3日(日)(祝)に、川辺熊野座神社神楽保存会の皆さんによって神楽が奉納される予定です。
問い合わせ先:文化課
【電話】0968-41-7515
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