■「パソコンが感染しました」という警告詐欺に注意!
パソコンでウェブサイトを見ていたら、突然「ピー、ピー、ピー」とけたたましい警告音とともに画面にウイルス感染を警告するメッセージが現れた。
画面を閉じようとしても閉じることができず、画面に表示されているサポートの電話番号にあわてて電話すると、片言の日本語を話す外国人らしきオペレーターが出て、「パソコンの状況を遠隔操作で確認します」と遠隔ソフトをインストールするように促された。
実は、ウイルス感染を告げる画面や警告は偽物で、実際は感染していません。何とかせねばという人の心理を悪用して、「ウイルス駆除するのであれば、料金がかかります」などと言ってサポート料名目で金銭をだましとる偽警告詐欺です。
コンビニで電子マネーを購入して支払うよう指示され、1回数万円程度を一度支払うと、その後も理由を付けて金銭支払いを要求してくる場合もあります。
このようなインターネット使用中の偽警告にあった場合は、慌てないことが肝心です。何か意図しない表示が現れて不安に思ったら、画面を閉じてください。閉じることができない場合は、電源ボタンを長押しするなどして、パソコンを強制終了してください。
■若者の副業詐欺被害が増えています
「簡単な作業でお金を稼ぐことができる」といった勧誘に乗って、作業マニュアルの購入やオンラインでの説明を受けるために、数十万円を前金で支払ったが、マニュアルを読んでも、説明を受けてもよく分からず、解約や返金を求めても応じてくれない、という20歳前後の若者からの相談が増えています。
お金を支払った後の返金回収は難しく、契約する前に消費生活センターや周囲の人などに相談しましょう。
問い合わせ先:菊池市消費生活センター
【電話】0968-36-9450
(月)~(金)午前10時~正午、午後1時~午後4時(福祉課)
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