■赤星天満宮神楽
赤星天満宮神楽は、時期は定かではありませんが、江戸中期に始められたと伝わっています。「神楽由来記」によると、現在の神楽は明治になって七城町清水より伝授され、復興したことが記されています。
その後は後継者がなく、一部の人により25年毎の遷宮に合わせ奉納されていましたが、昭和62年に復興の機運が高まり、区民協議により復興が決定。区民の寄付などで神楽用狩衣や刀などが用意され、神楽復興を果たしました。
神楽が行われる日には関係者が集まり、大祓(おおはらえ)の儀が行われたのち、榊舞(さかきまい)、花米(はなよね)、弓舞と続き、歌舞では舞い手と全員による掛合い歌が入り小休止、その後、弓御幣舞(ゆみごへいまい)、剣四人舞(けんよにんまい)、二剣、最後に納め太鼓が鳴り渡り、舞い手全員で神前に礼拝して終わります。
神楽の構成、舞い方には年の推移とともに多少の変遷がみられますが、神殿裏の倉庫に素朴な木彫り面があることから、かつては面を付けた舞があったと推察されています。
1月初舞、6月御願立て、8月風止め、11月天満宮祭の年4回、地元の20~40代の男性で構成される赤星神楽連によって奉納され、近年は地域の子どもたちによる子ども神楽も行われています。
問い合わせ先:文化課
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