菊池人(129)～良い手本になり続けられるように

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■ソフトテニスU-17全日本代表　野中翔太さん
Profile：のなか・しょうた
平成19年2月16日生まれ。ルーテル学院高等学校3年。小学2年からソフトテニスを始め、数々の大会で優勝を果たす。昨年はゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップのシングルスで見事ベスト8に輝いた。ソフトテニスU-17全日本代表メンバーに選出されたのは県内初。将来の夢はアスリートを支えるスポーツトレーナー。4人家族。間所区在住。17歳。

「このチームで勝てたことが1番うれしい。全国でも思い切りプレーしたいです」。6月に行われた県高校総体のソフトテニス団体、個人ダブルスで頂点に上り詰めたプレーヤーは、次のステージを見据え意欲を燃やす。
姉に続いて始めたソフトテニスだったが、その魅力にひかれ小学5年で県大会優勝、中学でも県の頂点に立つなど実力を磨いた。「やるからには全国で活躍したい」と強豪・ルーテル学院高校に進学。2年からレギュラーをつかんだが、昨年の県高校総体では団体2位、個人ダブルスで4位という結果に。「あと1歩で負けて悔しかった。自分がチームを引っ張って必ず優勝させたいと思ったんです」。上級生引退後は志願し主将に就任。リーダーとして新たな役割に挑戦した。
意識したのは良い手本になること。「監督からお前が笑顔で前を向いていなきゃダメだと言われて。主将の自覚が芽生えました」。団体戦で負けが続き、悪い流れになったときでも明るくチームを鼓舞した。プレーも声も練習する姿勢も、全て先頭に立ってチームをまとめ、迎えた最後の県高校総体では最高の結果を残すことができた。
今年の1月、U―17全日本代表メンバーに選出された。世界レベルで活躍できるよう、他の選手と共に合宿で汗をかく日々が続く。「まずは自分のやるべきことを徹底してレベルアップしていきたい。チームでも個人としてももっと最高の夏にしたいです」

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