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令和7年菊池市二十歳を祝う集い 二十歳の誓い

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熊本県菊池市

■人生の節目20歳、気持ち新たに
令和7年菊池市二十歳を祝う集いが1月12日、菊池市泗水ホールで開かれました。晴着を着た316人の若者が二十歳の門出に気持ちを新たにしました。
式典では、実行委員紹介の後、委員長の森遥都(もりはると)さん(北原)があいさつ。「後悔しない選択をするために、学ぶ姿勢、他者を思いやる心を忘れずに責任ある行動を心掛け、迷ったとき、苦しいときはここにいる仲間同士支えあっていきましょう」と力強く話しました。
岩下岳杜(いわしたがくと)さん(泗水平野)の開式宣言の後、江頭実(えがしらみのる)市長が「社会がどのように変化しようと、皆さん一人一人がゆるぎない信念と自信を持って、自身の夢や希望に向かい、悔いのない人生を切り拓いていただきたい」と式辞。中学生時代の恩師も駆けつけ、エールを送りました。
実行委員が制作した中学校ごとの思い出をまとめたムービーを上映。懐かしい写真に会場では歓声が上がっていました。
田中輝琉(たなかひかる)さん(伊坂)、川口玲南(かわぐちれいな)さん(北宮)の「二十歳の誓い」、齊藤遼太(さいとうりょうた)さん(富)の飲酒運転根絶宣言の後、閉式宣言で幕を閉じました。

■誓いの言葉
地元で学んだ絆を胸に どんな困難も乗り越える
田中輝琉(たなかひかる)さん
これまで支えてくださった家族や先生、地域の皆さまの温かいご指導と応援に心から感謝しています。
今後、社会へと飛び出す中で、困難に直面することもあるでしょう。しかし、菊池の豊かな大地で育んだたくましい力と心、温かな人たちから学んだ絆を胸に、どんな困難も乗り越えていけると信じています。菊池の良さを広め、次世代にも誇れるまちであり続けるよう努力することが、自分たちの役目でもあると思います。
現在、大学で化学分野の勉強をしています。そこでの学びを生かし、将来は人の役に立つ仕事に就きたいです。これからもさまざまなことに挑戦し、好きなことや得意なことを増やす努力をして、その中から将来の夢を見つけていきたいと思います。

■誓いの言葉
夢に向かって 未来への一歩を刻む
川口玲南(かわぐちれいな)さん
私は父と仕事をしたいという夢を叶えるため、大学で建築分野を専攻しています。高校までの課題は答えがあるものがほとんどでした。しかし、大学では感性や創造性、自分の考えを評価してもらえるうれしさがあります。答えがないため、試行錯誤を繰り返す日々ですが、やりがいや楽しさを感じます。
これは社会人になっても一緒です。正解がないため、選択した道が正しいのか考えてしまうこともあると思います。そんな時、自信がなくても「全てうまくいく」と言い続けると、自然と良い方向に物事は進みます。これは尊敬する母の言葉です。この言葉で多くのことを乗り越えました。
人生は自分で彩っていく。どんな時も感謝を忘れず、周りの人を大切にする。こんな思いを胸に「未来への一歩」を刻んでいきたいと思います。

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