青少年育成推進員だより 輝けきくち No.63

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■ふるさとかるた史跡巡り(令和6年10月12日)
旭志公民館で史跡巡りのDVDを視聴した後、旭志の姫井乙姫神社から湯舟のつつみ、花房の飛行場跡、深川の菊池則隆(きくちのりたか)公墓所を巡り、旭志に戻って円通寺を訪れました。
参加児童からは「とても楽しかったです。菊池に住んでいるのに、私の知らないことがたくさんあってびっくりしました。もっと菊池のことをたくさん知りたくなりました。またぜひ巡りたいです」「飛行場跡に銃弾の跡があって、戦争は恐ろしいなと思いました」といった感想がありました。
保護者からは「イベントを通じて、菊池の歴史に触れることができ、子どもと一緒に、生まれた地域の良いところや素晴らしいところを発見できました」「新しい発見がたくさんあり、住んでいる菊池の新しい一面を見ることができました」などの声が聞かれました。
この史跡巡りは、訪れることで菊池の良さを再認識できます。来年は菊池北部を巡る予定です。
青少年育成推進員会長　稲田益城(いなだますき)

■青少年育成市民会議視察研修(令和6年10月29日)
「15代武光公の戦い」と「戦争と平和」をテーマに研修を実施しました。参加者16人で、正観寺を出発後、福岡県大刀洗町の武光公銅像や筑前町の平和記念館などを訪れました。
大刀洗町は、菊池武光(きくちたけみつ)公が筑後川の戦い(日本三大合戦の一つ)の折に、刀を川で洗うと、刃こぼれと同時に川が真っ赤に染まったということで町の名前がついています。また、戦時中、特攻隊の基地があったことでも知られています。
私たちが住む菊池との縁が深い場所です。武光公銅像は、市民広場の騎馬像と違う趣で悠然と立っていました。その前で、地元のふるさと案内人の皆さんの紙芝居を鑑賞し、とても勉強になりました。今後も交流が続くことを願っています。
推進員研修委員長　永田智博(ながたともひろ)

大刀洗は町の由来を大事にしています。そして、その歴史を活用しているところに感銘を受けました。我が菊池市ももっと歴史を観光資源として、また文化継承として活用できればと感じました。地元の皆さんにも伝えたいと思います。
隈府小校区推進員　今坂英樹(いまさかえいき)

大刀洗にあるのに、菊池を思わせる公園や小学校など、良い勉強になりました。平和記念館も初めて知りました。気が重くなる場所ですが、伝えていかねばならないことです。
花房小校区推進員　村上浩一(むらかみこういち)

研修のテーマのとおり、そのもの全てを学んだように思います。菊池の騎馬像と大刀洗の銅像の意味も教わったように思います。
父が14歳の時に大刀洗で飛行機の整備をしていたと聞いています。そこの誰かに教わった言葉を、私たちによく話してくれました。会館に入ってすぐの所に、14歳の少年の写真があったので、父を思い出しました。
泗水東小校区推進員　出口久代(でぐちひさよ)

■菊池ふるさとかるた大会(令和6年12月7日)
第14回かるた大会を市総合体育館で開催しました。今年は、8小学校26チーム、90人の小学生が参加しました。ふるさとかるたや菊池の歴史・文化に対する関心の高さを改めて感じることができました。
選手やご家族、学校関係者の皆さんに深く感謝いたします。大会を通して、さらにふるさと菊池を誇りに思い、菊池の良さを語り継いでもらえると大変うれしく思います。
推進員は、読み手や審判員として運営に当たりました。審判をしていて、素早い反応に戸惑う場面もありましたが、子どもたちの熱気に感動し、元気をもらいました。緊張感のある素晴らしい大会となりました。結果は次の通りです。
菊池北中校区推進員　中野元美(なかのもとみ)

※大会結果については本紙をご参照ください。

問い合わせ先：菊池市教育委員会　生涯学習課内
【電話】0968-25-7232