●長洲町長 中逸 博光
新年明けましておめでとうございます。
令和6年の輝かしい幕開けを迎えるにあたり、謹んで新春のお慶びを申しあげます。
昨年を振り返りますと、長期化していた新型コロナウイルス感染症の拡大もようやく収束の兆しが見え、社会活動や経済活動などが少しずつ日常に戻ってきた一年間でありました。
そのような中、長洲町はこれまで築いてきた「定住・福祉・産業・教育」各分野の事業を前進させてまいりました。
定住分野におきましては、令和4年に熊本県内初の取り組みとして創設した「男性の育児休業取得促進奨励金事業」が、大変好評をいただき、令和5年度で18件もの申請がありました。今後も子育て世代に向け、仕事と育児の両立を支援するため、様々な施策を展開してまいりたいと考えております。
また、有明海沿岸道路において都市計画決定がなされている長洲町までの区間の早期整備のため、引き続き要望活動等に力を入れるとともに、長洲町を南北に通る都市計画道路「赤田・上沖洲線」事業につきましても、更なる事業の推進に取り組んでまいります。
福祉分野におきましては、インフルエンザ等の感染症対策をはじめ、帯状疱疹任意予防接種費用の一部の助成など、健康づくりのサポートを行い、誰もが元気で健康に過ごせるまちを目指してまいります。
また、産業分野におきましては、前回好評いただいた町内の対象店舗で「Pay Pay」を利用してお買い物をしていただくと、お会計金額の最大20%が「Pay Pay」のポイントとして還元されるキャンペーン事業を、今年2月1日から実施し、地域経済の活性化を図ってまいります。
そして、教育分野におきましては、今年4月に長洲中学校・腹栄中学校を統合した新しい「長洲中学校」を開校いたします。
新しい校歌、校章、制服等のもと、未来に羽ばたく子どもたちのため、より良い教育環境の整備に努めてまいります。
最後になりますが、「住みたい・住んでよかった」と思えるような、皆様を魅了する事業を展開してまいりたいと考えておりますので、皆様の変わらぬご支援とご協力をお願い申しあげますとともに、令和6年が皆様にとりまして素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申しあげ、年頭のご挨拶といたします。
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