文字サイズ
自治体の皆さまへ

特集 10.8(SUN) ツール・ド・九州がやってくる(1)

4/31

熊本県阿蘇市

【ツール・ド・九州を楽しむために知っておきたいこと】
10月6日(金)~9日(月)にかけて開催されるマイナビツール・ド・九州2023は、プロのサイクルチームが走る国際的なサイクルロードレースです。このビッグイベントを前に、ツール・ド・九州を楽しむための情報をプロチームスパークルおおいたの選手に聞きました。
この秋、福岡・熊本・大分の3県が熱気に包まれます。みんなで一緒にレースの興奮を共有しましょう。

◆そもそもツール・ド・九州って?
日本最高峰のロードレースだ!

サイクルロードレースは自転車競技の1つで、一般公道などで100kmを越えるような長距離を走り、先頭でゴールラインを駆け抜けたものが勝者となる競技です。ツール・ド・九州は、UC(I国際自転車連合)公認のレースで、日本でも2番目にレベルの高いレースです。

○スパークルおおいたとは?
「九州をひとつに」をテーマに、大分を拠点に活動するプロサイクルチーム。2021年、兄の黒枝士揮(しき)選手と弟の咲哉選手が立ち上げました。世界レベルのチームとして、九州と世界の架け橋となることを目標としています。今回は、黒枝士揮選手と熊本県出身の住吉宏太(こうた)選手にお話を聞きました。

◆個人競技だけど団体競技?
100人を超える選手たちが一斉にスタートして誰がいちはやくゴールにたどり着くかを競うシンプルな個人競技です。実際には各チームが自チームの中で一番力のある選手が勝利することを目的としたチーム戦になっています。
ロードレースではエースの空気抵抗を減らすために隊列を組んで走ります。そして、力を温存してきたエースがゴール前で全力を出してチームの勝利を狙います。いつエースが仕掛けて前を走り出すかなど、他チームとの駆け引きが見どころとなっています。ルール上では個人競技、実態はチーム戦というのがこの競技の大きな特徴といえます。

◆とにかく速い!最高時速は80km?
ロードレースの魅力は何と言ってもそのスピード。平坦な道だと平均時速40kmほど。下りでは時速80kmに達することもあるそうです。「下りだと車より速いです。
時速80kmを越えてくると少し怖さも感じます」(住吉選手)。

◆7.3キロ!究極の自転車
レースでは自転車にも注目。レースで使用する自転車は軽さを追及した究極の自転車。スパークルおおいたが使用するのは重さが7.3kg。「小学生でも小指で引っ掛けて持てますよ」(黒枝選手)。車体もそれぞれこだわりのデザイン。スパークルおおいたの自転車はチームカラーの鉄紺色。沿道でお気に入りの自転車を見つけてみてください。

◆体脂肪率6パーセント?鍛え抜かれた体がすごい!
ロードレースはマラソン選手のような持久力だけでなく、ペダルを踏み込む強い筋力も求められます。また、体が重くなるとレースで不利になってしまうため、無駄な脂肪はほとんどありません。スパークルおおいたの黒枝咲哉選手は、体脂肪率数パーセントにもかかわらず200キロもの重りを持ち上げるそうです。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU