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自治体の皆さまへ

ファームステイ 受け入れのススメ

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熊本県阿蘇市

阿蘇ファームステイについて紹介します。

■台湾の高校生、阿蘇を満喫。
「あのギザギザした山が根子岳、その横のいちばん高い山が高岳だよ」。12月上旬、夕暮れが迫る箱石峠で、畜産農家の古木裕子さんが阿蘇五岳について説明していました。
説明を受けていたのは、台湾から阿蘇を訪れていた高校生2人。阿蘇での農村生活を体験する「阿蘇ファームステイ」で古木さん宅に宿泊していました。子牛へのミルクやり体験を終え、阿蘇の壮大な景観を見るために箱石峠を訪れた古木さんたち。高校生の2人は「山がきれいで空気がおいしい」と感動したようすでした。
同日午後7時すぎ、一の宮町坂梨の髙木正明さん宅を訪れると、同じく台湾からの高校生4人と髙木さん夫婦が食卓を囲んでいました。「おいしいよ」と正明さんに勧められ、ゆっくりと箸を進める生徒。おいしいと笑顔を見せた生徒に対し、口に合わなかったのか顔をしかめる生徒も。対照的な表情を見て正明さんは笑みを浮かべました。「ことばでのコミュニケ―ションが難しくても分かり合うことはできる」と話した正明さん。食卓は笑顔に包まれていました。

■阿蘇での暮らしが生きる力を育む
阿蘇ファームステイでは、都市に住む小学生から大学生などが教育旅行の一環として阿蘇地域の家庭に宿泊し、地域ならではの体験や食事を楽しみます。最近では、台湾など海外の学生も多く利用しています。
見知らぬ土地で宿泊し、農作業体験や食事の準備などを地域の人たちと共にすることは貴重な体験です。ファームステイを経験した東京都の中学生は「何事も挑戦しようと思えるようになりました」と感想を残しました。ファームステイにより都市ではできない経験をすることで、生徒の自立心が育まれたことが伺えます。
阿蘇では恵まれた大自然に根差した人々の暮らしがあり、農業をはじめとする生命の営みがあります。子どもたちに「生きる力を育む」機会を提供する絶好な場所といえます。
新型コロナウイルスの影響で減少していたファームステイの受入人数は回復傾向にあります。訪日外国人の増加もあり、国内外からの受入人数がこれから増えることが予想されます。
地元の人との温かい交流や阿蘇の大自然の中での体験が、こどもたちにとってかけがえのない思い出になるはずです。皆さんも阿蘇ファームステイの受入れをしてみませんか。

◆QandA
Q.生徒が病気になったり事故に遭ったらどうすればいいの?
A.まずは、事務局の担当者に連絡をください。(緊急の場合は119番へ通報)
生徒の病気や事故などについては、事務局と学校・旅行会社で責任をもって対応します。事務局の担当者が、夜中でも対応できるように待機しています。

Q.生徒のアレルギーが心配です
A.生徒からアレルギーなども書かれた「自己紹介カード」が届きます。対応の方法など事務局が事前に確認し、お知らせします。

Q.受入家庭は農家だけですか?
A.農家でなくても受け入れることができます。阿蘇ファームステイは、農業体験ではなく農村でのくらしを体験することなので、農家でなくても問題ありません。

◆受入れの流れ
(例:1泊2食1体験)

▽1日目
16:00 集合場所で入村式 生徒たちと対面
16:30 各家庭へ車で移動
17:00 家庭での自己紹介
お風呂(自宅のお風呂や温泉など)
食事づくり(バーベキューなど)
団らん・就寝

▽2日目
6:00 起床、早朝散歩
7:00 朝食
8:00 家業体験(簡単な農作業など)
10:00 着替え、出発準備
10:30 退村会場へ車で送迎
11:00 退村式・見送り

※スケジュールは団体によって異なります

◆INTERVIEW 娘に多くの人と出会ってほしい
家にいながらでも、多くの人と出会うことが娘の成長に繋がると思い、ファームステイを受け入れることにしました。
受け入れてみると、見知らぬ人との生活を通して開放的なコミュニケーション能力が身についていると感じています。出会いと別れを経験することで、人や時間を大切にできるようにもなると思います。さらに、阿蘇の魅力を客観的に見ることで、郷土愛を育み、ふるさとへの誇りを持つことにも繋がると期待しています。
ファームステイを受け入れるという行動を起こさなかったら出会わなかったであろう人たちと生活を共にすることで、いろいろな考え方に触れることができ、娘だけではなく私も多くの刺激や気づきをもらっています。
農村民泊が終わり生徒とお別れするときは、笑顔で「また会おう」と言っています。
ファームステイを通じて多くの人に阿蘇の魅力を知ってもらい、地域がさらに盛り上がることを願っています。
古木裕子(ふるきひろこ)さん親子(古閑区)

受入れや謝礼金についてのお問い合わせはこちら

問合せ:阿蘇地域農泊推進協議会
(事務局)阿蘇グリーンストック
【電話】32-3500

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