9月2日(土)から10月3日(火)に第5(五)回荒牧英男写真展が行われました。今年は、上色見熊野座神社の夏祭りと阿蘇神社の大宮司代替り神事である衣すすぎを中心に、紹介しています。
荒牧さんは著書『記録・阿蘇・上色見』(1992)の冒頭で、写真を通して世の移り変わり、目の前の移り変わりを後世に伝え、世代への贈り物としたいと述べています。祭りや芸能に関しても、芸術的な写真だけではなく、練習や準備段階などの記録として写真を撮ることに心を尽くされていたとのことです。
現在、祭りや芸能の多くは時代の変化の中で消滅の危機に瀕したり、活動が減少したりしており、映像や記録を作成することの大切さが再認識されています。ぜひ、皆様にお住いの地域のお祭りや行事、芸能に少しでも興味を持っていただけましたら幸いです。
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