安心してお薬を服用するために ～ポリファーマシーについて～

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多くの薬を服用しているために、副作用が起きたり、飲み間違いなどのリスクが高まっている状態のことを「ポリファーマシー」と言い、近年問題となっています。
複数の医療機関を受診した際に、他で処方されている薬の情報が伝わらず、重複している薬や飲み合わせの確認が見落とされたり、薬の副作用により発生している体の不調に対して、さらに薬が追加され、悪循環が起こったりすることがあります。飲み薬だけでなく外用薬でも同様です。
また、飲み忘れなどで残った薬を服用することはないでしょうか。安易に残った薬を服用し、一時的に症状が緩和されることで、重篤な疾患の発見が遅れたりする可能性があります。また、開封後の目薬・外用薬は衛生的に、長期間の使用は避けた方が良いとされています。

熊本県全体でポリファーマシー対策が取り組まれています。高森町でも、町の保健師・栄養士が訪問もしくはお電話にて服薬状況を確認させて頂くことがあります。よろしくお願いいたします。

■安心してお薬を服用するために
(1)かかりつけ薬局をもちましょう!
お薬を飲んでいて、気になることがあれば、かかりつけ薬剤師・薬局に相談しましょう。服用歴や病歴、生活スタイルを把握してもらえ、自分に合ったアドバイスを受けることができます。

(2)お薬手帳をひとつにまとめましょう!
お薬手帳をまとめることで、医師や薬剤師が処方されているすべてのお薬を把握しやすくなります。
飲み合わせが悪いお薬や、不必要なお薬がないか等チェックしてもらいやすくなります。
飲み切れずに残っているお薬があるときも、かかりつけ薬剤師・薬局に相談すれば、処方日数の調整や整理をしてもらえ、ご自身のお薬代の節約にもなります。

問合せ：健康推進課　国民健康保険係
【電話】0967-62-2910