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自治体の皆さまへ

[健康]高齢になっても元気で生活するために

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熊本県高森町

◆認知症について知ろう!
みなさんは認知症と聞いてどんな病気を想像しますか?内閣府の報告では2025年には65歳以上の約5人に1人は認知症になると予想されています。高森町でも介護保険申請のきっかけになる病気で4年連続第1位になるほど身近な病気です。近年研究も進み様々なことがわかってきたので一緒に見ていきましょう。

◇認知症は[脳の病気]
年を取ると理解するのに時間がかかり、なかなか覚えられないことが誰にでも出てきます。ただしこの状態がすべて認知症というわけではありません。【脳に生じた病変(病気)によって自分の当たり前の暮らしが難しくなるほどわかる力(認知力)が低下している状態】と定義されており、年齢は関係なくれっきとした脳の神経細胞の病気です。

◇認知症も予防できる時代へ
認知症への影響が大きいものとして糖尿病や高血圧などの生活習慣病が関係していることがわかってきました。これらの病気は脳の血管や神経細胞を傷つけることで認知症を引き起こします。実際に糖尿病の患者はアルツハイマー型認知症で1.5倍、脳血管性認知症で2.5倍なりやすいというデータがあります。そのため生活習慣病の予防が認知症の予防に非常に有効です。

◇体を動かしたり人と交流をしたりするのも予防の一つ
年を重ねると足腰の痛みから運動する機会が減りますが、体をしっかり動かすと血液の流れが良くなり脳に必要な栄養や酸素がスムーズに運ばれ良い状態を保つことができます。また脳の神経細胞は年齢とともに減っていきますが、人との交流や脳トレなどで脳を活発に動かすと脳の神経細胞同士の情報をやり取りする力が維持され、認知症の予防に繋がります。

高森町では認知症予防も含めてみなさんの健康維持のために通いの場などの整備、保健指導による生活習慣病予防など様々な取り組みを実施していますのでぜひご活用ください。

問合せ:高森町地域包括支援センター
【電話】0967-62-2055

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