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[希望の架け橋がつながる]ただいま南鉄。

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熊本県高森町

7月15日に南阿蘇鉄道が全線再開を果たし、約7年3カ月ぶりに県内外から多くの方が高森駅を訪れ、駅も沿線もお祝いムードに包まれました。早朝から一足早く列車に乗ろうと、長蛇の列ができ一番切符を購入した乗客は「感無量です」と話しました。

◆記念式典
記念式典では、国土交通大臣をはじめとする多くの来賓が来場され、南阿蘇鉄道の運転再開を祝いました。草村町長は挨拶で「南阿蘇鉄道の復旧に関わっていただいた全ての方に感謝したい。地域と協力しながら、経営で結果を出し、愛される南鉄を目指す。」と挨拶されました。
斎藤鉄夫国土交通大臣からは「様々な工夫を凝らしながら、また幾多の困難を乗り越えながら、南阿蘇鉄道全線の復旧に全力で取り組んでこられた、全ての関係者のご尽力に対し、改めて深く敬意を表したい。」と話があり、岸田文雄内閣総理大臣からも「南阿蘇鉄道の復興と新たな経営体制が、全国の地方鉄道のモデルに繋がることを期待している。」とお祝いのメッセージがおくられ、式典の最後には、運転再開を祝福するくす玉割りが行われ、来賓や関係者を乗せた記念列車が、たくさんの方に見守られながら出発しました。

◆それぞれの想い…
記念列車出発の合図をしてくれたのは、高森高校3年生の田所夢華さんと羽田悟さんです。2人は、南阿蘇鉄道が被災してから、通学はバスを利用していました。ようやく南阿蘇鉄道が運転再開をし、念願の列車で通学が出来るということで、今回出発進行の合図を担当することになりました。田所さんは、「今回このような大役を任せていただきとても嬉しい。是非たくさんの方に南鉄を利用してほしい。」と話し、羽田さんは、「約7年、僕が小学生の時から南鉄に乗ることが出来なかった。ようやく運転再開するということで本当に感慨深い。」と話しました。
それぞれの想いを抱えながら、7月15日ようやく運転再開を無事に迎えることが出来ました。当日は多くの町民の方や観光客に見守られ、7年前と同じように南郷谷を駆け抜けました。今後とも南阿蘇鉄道への温かい応援をよろしくお願いいたします。

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