令和6年9月25日(水)に、『「人が集う」「人に学ぶ」「人と人を結ぶ」社会を目指して』を大会テーマに、「第69回熊本県公民館大会・令和6年度熊本県社会教育研究大会合同大会阿蘇地区大会」が西原村総合体育館で開催されました。本大会は、公民館活動や社会教育に関する実践事例の発表を通して、地域の社会教育活動をより充実させるために毎年開催されています。
今年は、本町が約1年間の準備期間を経て、実行委員会の事務局を担当しました。
当日は、県内の各市町村から450名の参加があり、総合司会を高森町地域おこし協力隊の上琴絵さん、一之瀬緋彗さんが務めました。講演では、本町の公民館建設に企業版ふるさと納税で寄付いただいた経緯もあり、(株)熊本コアミックス代表取締役社長 持田修一氏が「エンタメ業界と連携したまちづくりからみた公民館の意義」という演題で、コアミックスで展開されている事業や本町での取組、さらには公民館活用の意義について講演されました。アトラクションでは、日向伝承奥阿蘇ひょっとこ会による「ひょっとこ踊り」や上町向上会による「高森のにわか」が披露され、会場が笑いや和やかな雰囲気に包まれました。
また、阿蘇郡市の3市町村の事例発表があり、本町からは、健康推進課介護保険係代宮司猛係長が、「健康寿命の延伸に向けた公民館の活性化支援」という事例テーマで、通いの場の立ち上げや、現在の取組の様子等を発表されました。
講演や事例発表を通して、公民館には、地域住民の交流の場、地域課題の解決の場、災害時の避難所などの役割があることを再認識するとともに、学びの多い有意義な大会となりました。
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