■シマカンギク(島寒菊)
阿蘇野草園では10月下旬から咲き始めるキク科の植物です。草丈30~80cmの茎に、直径約2.5cmの黄色の花を多数つけます。
西日本を代表する野菊で、名前に「島」と付きますが、海岸を遠く離れた山地まで分布しており、また暖かい地方に多く、必然的に花期が遅くなるので、「寒菊」の名が付いています。江戸時代に花を油に漬け、薬用にすることから「油菊(あぶらぎく)」とも呼ばれ、傷薬に利用されていたそうです。
・花言葉…「高潔」、「誠実」
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