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待望の上映スタート!実写映画 君は放課後インソムニア

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石川県七尾市

■完成披露上映会オフィシャルレポート
市を舞台とした漫画が原作の実写映画「君は放課後インソムニア」が、ついに全国の映画館で上映開始となりました。5月17日には、都内で映画の完成を記念した完成披露上映会が行われ、森七菜さんや奥平大兼さんらキャスト陣と池田千尋監督が登壇。市内での撮影の様子などが語られました。

▽多くの人の力で大きくなった作品
イベントには、主演の森七菜さんと奥平大兼さんのほか、上村海成さん、安斉星来さん、永瀬莉子さん、川﨑帆々花(ほのか)さん、池田千尋監督の7名が登壇。この日が一般の観客に向けての初上映となりました。
上映を前に、森さんは「原作ファンの方や初めて君ソムに触れる方もいるので、ドキドキしています」と話すと、奥平さんは「観ていただくのが恥ずかしい気持ちもあるが、うれしい」と心境を語りました。池田監督は「色々な人の力で大きくなった作品。今日観ていただく皆さんには、ぜひ作品の仲間になっていただいて、広めていただけたら」と呼び掛けました。

▽七尾は本当に素晴らしい場所
奥平さん演じる中見丸太の幼なじみ、受川太鳳役の上村海成さんは「ずっと仲良くしていた友人が悩みを抱えていて、それを心配しているけど、そこまで心配していないように見せるという、そのあんばいが難しかった」と演技の難しさを話すと、森さんが演じる曲伊咲の友人、穴水かなみ役の安斉さんは「撮影場所の七尾は本当に素晴らしいところで、すごくやりやすい環境で過ごさせていただいた」と撮影を振り返りました。
同じく伊咲の友人の蟹川モトコを演じた永瀬さんは「すごく海鮮がおいしくて」と七尾の海の幸を堪能した様子。ただ、たまには別のものも食べたくなったそうで、市内を20分ほど歩いて見つけたキッチンカーで、ハンバーガーを食べたというエピソードを披露し、「本当に放課後みたいだった」と七尾での日々を思い返しました。
野々三奈を演じた川﨑さんも「ゲームをしたり、撮影が終わってから七菜ちゃんとアイスを買いに行ったりとか、撮影じゃないところでも仲良くしてくれたのがうれしかった」と撮影外の思い出を披露。「でも、みんなあまり覚えてないんですよね」と付け加え、会場内の笑いを誘いました。

▽みんなが七尾市に生きている
最後のコメントでは、池田監督が「自分が生きることを肯定するのはすごく難しいこと。それができたときに、人は人に好きと言えるのかもしれないと信じて作りました。多くの人に届くとうれしい」とメッセージを送りました。
続く奥平さんは「この映画の良いところはみんながちゃんと七尾市に生きている感じがあるところ」と語ると、森さんも「君ソムの原作の雰囲気と、それを生身の人間が過ごすという意味が感じられる映画。皆さんに何かを持って帰ってもらえるような幸せがあると思うので、楽しんでいただけたら」と期待しました。

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