■ウサギとカメ
イソップ寓話(ぐうわ)に収められている「ウサギとカメ」のお話は、皆さんご存知のことと思います。歌にもあるように「歩みののろい」カメがばかにされ、かけっこの勝負を挑んだ話です。ウサギは勝負の途中で昼寝をしてしまい、その間にコツコツと歩んだカメが先にゴールしたというお話です。
なぜ、ウサギはカメに負けたのか、なぜ、カメはウサギに勝ったのか。一般的にはウサギが油断して昼寝をしてしまったからという話ですが、最近、ウサギとカメとは、それぞれの視点(見ているところ)が違っていたからだという話を聴きました。
ウサギは、カメに勝とうと思い、カメを意識し見ていました。一方、カメはというと、ウサギではなくゴールを見て進んでいたということです。
皆さんはいかがでしょうか。周りばかりを気にし過ぎて、本来の目的を忘れてしまうと、目標にはたどりつけません。批判や人のマイナスの面しか見ていない人は、自分の進むべき道を忘れ、本来の目的を見失っていませんか。
市政においてはこれからも、ウサギのスピード感を持って、カメのようにゴール(目的)を目指していきたいと思います。
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