■七尾市長選挙の結果は…
七尾ごころ11月号の原稿を作成している現在は、七尾市長選挙の結果は、まだ分かっていない状況です。もしかしたら、今回で最後になるかも、との思いで原稿を書いています。
まずは4年間、七尾市のかじ取り役を任せていただき、市民の皆さまに心から感謝申し上げます。
4年前の就任当初はコロナ禍で、さまざまな活動が大きく制限され、和倉温泉も観光客が激減し、地域経済や市民生活に大きなダメージを受けている状況でした。
その中で、人口減少や過疎化を抑止するため、多くの方が七尾市に来てくれる交流人口拡大に向け、国内はもとより、海外にも能登七尾をPRする事業を実施したところ、コロナが5類に分類された昨年は、青柏祭(でか山)をはじめ、七尾港まつり、奉燈祭りなど市内の祭りが多くの人でにぎわいを取り戻していきました。また、ATDC(アジアテレビドラマ国際会議)が年に2回開催され、海外のメディアでも七尾市が取り上げられました。
今年はさらににぎやかになる、と大きく期待していた中での元日の大震災でした。
現在は、生活環境の改善、インフラ整備をはじめ、被災された方の今後の住居やまちづくりなどさまざまな課題に取り組んでいるところです。
一方、復興に向けては、能登演劇堂で公演予定の「まつとおね」(主演:吉岡里帆、蓮佛美沙子)や「肝っ玉おっ母と子供たち」(主演:仲代達矢ほか無名塾)をはじめ、アメージング(驚きと感動)な事業により、市民の皆さんに「夢や希望」を与え続けていきたいと考えています。
あらためて4年間の感謝を申し上げるとともに、引き続き、七尾市の発展のために、ご協力をお願いいたします。
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