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紡(つむぐ)~私たちの未来と、復興への光~令和6年七尾市はたちのつどい

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石川県七尾市

■サプライズゲスト
エイベックス・マネジメント(株)所属ダンス and ボーカルグループ「TRF」リーダー DJKOOさん
日本中が能登・七尾を応援しています。僕もその一人です。
大変なことや心配なことがまだまだあると思いますが、元気と笑顔を忘れずに、未来に希望を持って失敗を恐れず頑張ってください。

10月13日、七尾市文化ホールで行われた「令和6年七尾市はたちのつどい」。元日に発生した震災で延期となっていた式典には、対象者411人のうち、354人が参加しました。
式典では、茶谷市長が「震災による困難な状況の中、国内外からの温かい支援があったおかげで今日の式典を迎えることができた。二十歳の皆さんには、この感謝を胸に夢や目標に向かって未来を切り開いてほしい」と激励。続いて、実行委員の木下杏咲(あさ)さんと中島心渚(ここな)さんが「二十歳を迎えた私たちには震災の記憶を未来へ紡ぐ使命があると感じている。ふるさと七尾の復興を願い、未来が笑顔あふれるものになるよう努力したい」と決意宣言しました。
また、サプライズゲストとしてエイベックス・マネジメント(株)所属のDJKOOさんが登場し、プロのDJパフォーマンスを披露。会場をこの日一番の熱気に包み、二十歳の節目を迎えた皆さんの門出を祝福しました。

■令和6年七尾市はたちのつどい実行委員長 片倉聖人さん
今年の成人式のテーマになっている「紡」という字。人生のさまざまな経験を糸のように紡ぐことが私たちを強くし、多くのことに挑戦できる人生になることを願い、この字を実行委員会で選びました。
元日に発生した震災では、大きな不安と恐怖の中、被災者同士で手を差し伸べ合い、共に乗り越えようとする姿を目の当たりにしました。また、ボランティアや自衛隊、医療従事者の皆さんが全国から駆け付け、復旧・復興に向けてさまざまな形で支援をしていただきました。
この経験から、困難な状況で団結する「つながりの力」が私たちの未来を支えるために最も重要だと考えるようになりました。一人一人があの日を忘れず、次の世代に語り継ぐ責任があると思います。みんなで助け合い、支えあう社会をつくることが若い私たちの使命だと感じています。

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