■でか山、中止
5月、でか山の中止は、市民にとっては誠に残念なことだと思います。
コロナ禍で2年続けて中止となり、一昨年は規模を縮小して運行、そして昨年はフル開催され、例年以上の多くの人に参加していただき、大いににぎわいました。外国人観光客も増加し、今年は今までにない、多くの観光客が来ると期待していただけに、中止のショックが大きいのは私だけではないと思います。
でか山の組み立て、運行、人手などさまざまな状況を考慮した上での判断は、適正であると考えます。やはり、でか山の運行は難しい。
能登には例年、さまざまな祭りが開催されていますが、危険がなく物理的に可能であれば、ぜひ実施していただきたいと思います。能登においては祭りが一番の復興祈念になると考えます。
しかし、従来のような祭りは当分の間、難しいと思います。宿泊の受け皿である和倉温泉にどれくらいの観光客が泊まれるか。祭りを実行する人手は足りるのか。これらをクリアするための知恵や協力が必要となります。
地震により被災した私たちを、全国から世界から支援してくれている人々がいます。これらの人々は、能登の、七尾の大きな力になってくれると思います。能登の魅力の一つである祭りを通じて、一層、結びつきが強くなると感じています。
復旧への道のりは長いですが、復興に向けても前進していきましょう!
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