■能登七尾の大きな財産
能登半島地震が発災し、その直後から、国、県をはじめ、全国各地の自治体職員が七尾市に入り支援していただいています。また、民間からも全国からたくさんの人がボランティアに入っていただき、支援物資の供給や避難所での炊き出し、災害ごみの片付けなど、さまざまな支援をしていただいています。
今後は、倒壊した建物等の解体・撤去や建替えなどが進んでいきます。その際にも多くの事業関係者やボランティアなどが奥能登や七尾市に入り、長期間にわたって滞在していただくこととなります。
最近、駅周辺の飲食店やコンビニなどで、支援者や事業関係者と思われる姿をよく目にするようになりました。
初めて能登に来たという人も多く、飲食店やスーパーなどで購入した能登の食材を口にして「美味しい!」と言っていただいています。自然豊かな環境や市民との関わりの中で、復興した後も「また来ます!」「能登はとても良いところ」という声もたくさん聞きます。
こうした人々が能登七尾のファンとして大きな財産となり、今後の能登の復興を後押ししていただけることと思います。
先日、能登の自治体の大半が「消滅可能性自治体」との報道がありました。しかし、能登は多くの人が集うことができるポテンシャルの高い地域です。人と人とのつながりが途切れない限り、消滅することはないと考えます。
いち早く復興し、支援していただいた多くの人々を迎え入れることで恩返しをしたいと思います。
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