■100歳のお誕生日おめでとうございます~扇のぶ子さん~
・11月5日(火)場所…万行町
矢田町で5人きょうだいの長女として生まれ、2人の子どもに恵まれたのぶ子さん。90歳を過ぎてからも趣味のゲートボールやグラウンドゴルフで体を動かし、大きな病気をせず健康に過ごしてきた。現在は自宅で長男夫妻と暮らしながらデイサービスに通い、おしゃべりを楽しみながら過ごしている。
茶谷市長からお祝いの花かごを受け取ると笑顔を見せたのぶ子さん。長男の志津男さんは「明るい人柄で家族から愛されている母。これからもよく食べ元気でいてほしい」と目を細めた。
■「七尾農林漁業まつり」が初開催~地産地消で地元生産者を応援~
・11月9日(土)場所…能登島マリンパーク海族公園
地産地消を推進し、地震の被害に負けず生産を続ける農林漁業者を応援することを目的に、七尾農林漁業まつりが初開催された。
地元の農業者や水産業者による直売のほか、能登島観光協会の地元食材をふんだんに使った海鮮鍋に来場者は舌鼓を打った。ステージイベントでは太鼓や獅子舞が披露され、会場は多くの人でにぎわった。
実行委員会の木戸信裕委員長は「イベントの開催が被災した農林漁業者の復興の活力となれば」と期待した。
■100歳のお誕生日おめでとうございます~國木數子(かずこ)さん~
・11月7日(木)場所…大田町
沢野町で6人きょうだいの長女として生まれた數子さん。農業を営む傍ら、農閑期にはさまざまな仕事に就き、2人の子どもを育て上げた。
60代半ば頃からは孫の面倒を見ることに時間を充て、日記を書くことを日課にし、現在まで息子家族とともに自宅で過ごしている。
市のお祝い訪問には千葉県から娘夫妻も駆け付け、お祝いを受けた數子さんは「ありがとうございます。涙が出るくらい幸せ」と話した。息子の栄政さんは「まだまだ長生きしてほしい」と願った。
■モルック震災復興ななおオープン~子どもも大人も広がる笑顔~
・11月17日(日)場所…能登歴史公園(国分寺地区)
スポーツを通じて被災地を元気付けようとモルックの全国大会が開催され、全国から229チーム、約1000人が競技を楽しんだ。
フィンランド発祥のモルックは、木の棒を投げて点数の書かれた木製のピンを倒し、合計50点を目指す競技。参加者は一投ごとに歓声を上げ、老若男女問わず交流を深めた。
三引町から参加した大橋幸子さんは「大会は初参加で緊張したが、楽しむことができた」と笑顔で話した。
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