■チャリティー展売上金の一部を寄付~美術関係施設の早期復旧を願う~
・1月9日(木)場所…七尾市役所
七尾美術作家協会が、昨年12月に開催したチャリティー展での売上金の一部を市に寄付した。内藤雄鵬会長らが八崎教育長を訪れ、美術館などの復旧や子どもたちの感性を育てる環境づくりを願った。
内藤会長は「市民の熱い思いの一部。教育や子どもたちのために役立ててほしい」と目録を贈呈。八崎教育長は「貴重な寄付に感謝。これまでも美術・文化の発展に貢献していただいている」と感謝を伝え、「美術館の展示や子どもの教育プログラムなどへの使用を検討していく」と話した。
■冬の味覚ナマコを知ろう!~地元の魅力を再発見~
・1月20日(月)場所…石崎小学校
5年生が七尾湾の冬の味覚に代表されるナマコの生態や加工方法を学び、地元産業への理解を深めた。授業は能登なまこ加工協同組合や県水産総合センター、地元漁師ら協力で行われた。
児童はナマコの色の違いや数を増やすための取り組みなどを学んだほか、ナマコをさばく様子を見学したり実際に触ったりした。加工品の試食も行われ、コリコリとした食感に驚きの表情を見せた。
地元漁師の竹内大生さんは「ナマコが住む七尾湾をきれいにしよう」と呼び掛けた。
■100歳のお誕生日おめでとうございます~中橋由雄さん~
・1月20日(月)場所…田鶴浜町
中島町笠師で7人きょうだいの次男として生まれ育った由雄さん。15歳から国内外で鉄道員として勤務し、20代半ば頃に食料品店を開業してからは95歳になるまで働き続けた。100歳を迎えても新聞を隅々まで読むことを日課とし、現在は自宅で穏やかに暮らしている。
市からお祝いの花かごを受け取った由雄さんは「小さいことは気にしない性格なので、ここまで長生きすることができた。今まで支えてくれた周囲の人たちに感謝したい」と笑顔を見せた。
■寄付金で絵本を購入~子どもたちの成長に役立てて~
・1月21日(火)場所…市立図書館絵本コーナー
国際ソロプチミスト能登からの寄付金で市立図書館の絵本コーナーに絵本26冊が購入され、お披露目が行われた。
お披露目には、あさひこども園の園児14人が訪れ、開くと絵が飛び出す仕掛け絵本や園児たちの背丈よりも大きな大型絵本の読み聞かせを楽しんだ。
木下八重子会長は「大人から子どもまで楽しめる絵本ばかりなので、多くの人に読んでほしい。絵本を読むことが子どもたちの情緒の発達や安定につながれば」と期待した。
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