■目標は、大聖寺高校をおもしろくして定員割れを防ぐこと!
大聖寺高校2年生で結成された生徒会のみなさんが、県内の公立高校で初めて、アイスクリームの自販機を設置しました。
新生徒会が結成される前の3月に大聖寺高校をより良くするために意見が欲しいと、アンケートを全校生徒にとったそうです。なぜそんなにも早く動き出したのかを聞くと、「任期が始まる4月からすぐに、高校の定員割れを防ぐためのアピールポイントを作れるようにしたい」との思いからでした。「アイス自販機を設置してほしいとの声が多く、面白いと思ったので実現させました」と話してくれました。
しかし、設置にあたっては多くの苦労もあったそうです。自販機の会社から設置の方法を聞いた生徒会長は、その必要性や課題などを先生方に説明し、自販機利用に関するルールを作成・周知したうえで、やっと設置にこぎつけることができました。苦労を乗り越えて設置できたアイスクリームの自販機の反響は大きく、県外の友達から「みたよ!」と声が届いたり、中学校の先生からも「話題になっている」との声が届いたそう。
校内でも反響が大きく、ルールも順守されているそうです。全校生徒の意見から始まったことや、販売するアイスの種類を全校生徒で選んだという、参加型の企画だったことも成功の秘訣ですね。
今後の目標は、「大聖寺高校の魅力をもっと上げること。これからもより良くすることを考えたい」と話してくれました。なんともたくましい生徒会のみなさんの活躍に今後も期待です。
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