■大好きな生物の研究を深めたい
日本鳥学会2023年度大会で、松浦ほの花さん(大聖寺高校2年生)が、「幾何学的形態測定法による鳥類の足根中足骨の形態解析」をテーマとして高校生ポスター発表に出場し、努力賞を受賞しました。鳥などの生き物が小さい頃から大好きだったという松浦さん。小学生の時に鳥のスケッチをするために訪れた加賀市鴨池観察館で、レンジャーの解説を聞いたり、イベントに参加したりするうちに鳥類の骨格について興味を持ったそう。
小学6年生~中学3年生の夏休みの自由研究では生物について調べ、4年連続で加賀市本川弘一科学奨励賞も受賞されました。
今回の受賞では、鳥類218個体分のかかとの骨を写真や標本から集め、形態を解析し、種類ごとや生態について傾向を分析したそう。「大変だけど、知ることがおもしろくて楽しいです」と話してくれました。今後も、この研究の経験を生かしてより深く追究していきたいそうです。
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