笑う門には福来たる～加賀市で青春～VOL.8

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■三木地区の取り組み　未来を生きる子どもたちに、生き抜く力をつけて欲しい。
三木公民館長　中出一郎さん
三木地区まちづくり推進協議会事務職員　鈴木好美さん
教育総合支援センター所長　左古学さん
閉校となった三木小学校に今年度から教育総合支援センター(のぞみ教室)が移転し、それをきっかけに、三木地区と「のぞみ教室」に通う子どもたちとの交流が始まりました。
三木小学校が閉校になったのは令和4年3月31日。それまでは、小学校の隣の三木地区会館でも子どもたちの元気な声を聞くことができていましたが、閉校後は減っていました。
そのような中、センター所長左古さんの意向もあり、子どもたちと触れ合う機会を持つことになりました。子どもたちは、公民館長の中出さんとジャガイモ等の家庭菜園をして、育てた野菜を使い、まちづくり職員鈴木さんをはじめ地域の方々とカレーを作りました。子どもたちは、四苦八苦しながら野菜の皮むきや調理に参加し、できたカレーはとても美味しかったそうです。このようにして交流は好評だったそうです。
さらに三木町長寿会の人と一緒に「ペタンク」というスポーツを通して、交流も行っているそうです。
中出さんは、子どもたちが地域の人々と関わりを持ち、人との関係性を築き、将来を生き抜く力を培い、自立して欲しいと力強く語ってくれました。三木地区としても、子どもたちと関わることができ、ありがたく感じているそうです。
今後も、日頃のふれあいやイベントなどを通して、継続的な交流を図り、のぞみ教室と地区の絆を築いていきたいと話してくれました。