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9月KMC院長室から(研修病院であるということ2話)

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石川県加賀市 クリエイティブ・コモンズ

加賀市医療センター病院長北井です。
病院の中には、多くの医療職の人が勉強に来ています。医学部の学生だけでなく、薬学部や臨床工学技師、リハビリ技師、栄養師、加賀看護学校生などです。病院で研修医に対応された、若い医師や見習いばかりで信頼できないというお声をいただきます。
しかし、若い職員が診療行為を行う際には、必ず指導者が監督しています。電子カルテでは指導者だけでなく、関係診療科の医師も見逃しがないかチェックができるような体制になっています。
また、医療の裏舞台をお見せするようですが、病院では、カンファレンスという会議が毎日のように開かれ、患者さんの検査データや治療方針が話し合われています。そのカンファレンスにも、さまざまな学生が指導者と一緒に参加しているのです。
実は若い医者(学生)がいるほど、多職種が参加するカンファレンスが重要視されています。そして、加賀市医療センターの病院規模がお互いに自由に意見を言い合える、ちょうどいいサイズだと思っています。そのようなカンファレンスにおいて、確実な知識や意見を出すためにも、私どもも日々懸命に勉強するという仕組みです。

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