文字サイズ
自治体の皆さまへ

「加賀市ライフデザイン推進機構」が設立しました。(2)

6/39

石川県加賀市 クリエイティブ・コモンズ

■参加団体が集まり分野連絡会が開催されました。
令和6年8月29日、「加賀市ライフデザイン推進機構」が設立した翌日に、深村副市長と参加団体とが、設立への感想や、今後の取り組みに対する想いをテーマに意見交換を行いました。

◆各団体からの声
▽連合石川かが地域協議会
私たちが取り組んでいることは、労働者や組合員の意見を大切にすることです。働きやすい職場でなければ意味がないと思っています。
具体的には、積極的な育児休暇の取得や、子育てしやすい労働環境の構築を今後も目指していきたいと思っています。

▽商工会議所青年部
どういった人生を歩んでいこうかと考えたときに、まず最初に考えることは「就職」だと思います。そのあとに、「結婚」や「子育て」と、長い人生を歩んでいくわけですが、働いている時間というのは人生の大半を占めることになります。
企業というのは、従業員に対してさまざまな支援ができる体制や、福利厚生の充実を目指していくべきだと考えています。

▽加賀市女性協議会
近年では、子どもを望まない人が多かったり妊娠しにくい病気もあり、子どもを持てない人がいるというのが現状です。これからの高齢化社会を支えていく、生産年齢人口が増えないと経済も悪化していきます。
妊娠や出産の適齢期は20代であるという情報を多くの人に知ってもらえるような取り組みを考えていきたいです。

▽加賀市青年団協議会
今後のライフデザイン推進機構の取り組みは、まずは私たち若者世代が率先し、中心となって活動していくべきだと思っています。
我々若者だからこその発想力や、体力と行動力、そして結束力を強みにこの団体に貢献していきたいと思っています。
我々は地域の青年団が集まってできている団体であることから、今後は区長会連合会と連携をとり、より地域に密着し、問題の解決に取り組んでいけたらと思います。

■既に結婚・子育てをされている若者世代の方にインタビューしました。
Q.近年の若者世代の晩婚化や、出産年齢の遅れが深刻になってきていますが、同年代の方の結婚に対する意識はどういう風に感じていますか?
A.今の時代、一緒に居たい=結婚ではなく、子どもを産めばその子の父、母になれるいわゆる事実婚というようなものがある中、結婚への意識や憧れを持つ人が減ってきているように感じます。
また昔とは違い、共働きが当たり前になってきて、女性も働かないといけない、キャリアを積まないといけなくなったことで結婚や出産への考えが薄くなってきているのを感じています。

Q.自身の結婚や、出産など人生設計についてはいつ頃から考えましたか?きっかけなどがあれば教えてください。
A.結婚については、「何歳までにはしたい!」とかはなく深くは考えていませんでしたが、結婚したタイミングで子どもは絶対欲しいと考えていました。
子どもができてからは、子育てや家庭、また、自分の人生のことをより考えるようになりました。子どもから教わることも多く、「子育て=親育て」であり、子育てはとても大変だけど、子どもの日々の成長に毎日幸せを感じています。

Q.どんな施策や支援があれば、今後若者の早期結婚、出産に対する意識が向上すると思いますか?
A.男性も育休取得を推奨している会社が増えてきていることは嬉しいですが、育休することにより収入が減り、夫婦ともに苦しい状態になってしまいます。
夫婦両方が育休中の時の補助金や、何か支援があればとても助かるし、まだ子供がいない方の子育てに対する不安も少しは軽減され、前向きに考えることができると思います。

Q.ライフデザイン推進機構が立ち上がったことについて、どう思いますか?
A.今以上に子育ても仕事も楽しく充実した環境づくりや、住みやすく働きやすい加賀市を目指し活動していくことを期待しています。県内外にその活動が知られ、魅力が伝わり、大学や仕事で市外に出てしまった人が戻ってきたり、市内に移住定住する人が増えていったらいいなと思います。

問合せ:企画課
【電話】0761-72-7830

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU