■鷹匠町とまちの由来
鷹匠町は、江戸時代から続く由緒ある町名で、当時は城下町の北東部に位置する武家屋敷が広がる地域でした。その名の通り、鷹匠たちが住んでいたことからこの名がついたと言われていますが、実際には士分(武士の身分)の人々が住んでいたと伝えられています。
この地域は、大規模な火災や水害などの災害にも見舞われ、大聖寺藩の歴史には、洪水の際に八間道(はちけんみち)から鷹匠町まで船で帰ったという記録も残されています。
明治時代に入ると、士族たちは依然としてこの地に住み、塾を開く者もいました。さらに大正から昭和初期にかけては、かつての武家屋敷を活用して織物業を営む者も現れ、地域の経済や文化に新たな風を吹き込みました。
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