■より多く猫を受け入れるためにも里親さんを探しています。
水本日女子さん
水本さんは、地域猫活動をするボランティア団体「きゃにまる」を去年の春に発足し、活動されています。愛護団体で6年間活動した経験を生かし、市内で個人で地域猫活動をしている人たちのネットワークを作りたいとの思いから、地元である加賀市を選び新たな活動をスタートさせました。現在は、個人で活動する10人以上とつながり、きゃにまるメンバーと連携をしています。個人で活動する人にとっては、経験豊富な「きゃにまる」の存在は相談の場として大きな心の支えとなっています。
うれしい瞬間は、具合の悪かった猫達が健康を取り戻したときや、里親さんが見つかり無事に巣立った時はもちろん、「野良猫をどうにかして」と丸投げした依頼者が、こちらの苦労や努力を知り、応援してくれるまでに変化をしてくれたことだと話します。「きゃにまる」の活動はあくまでもボランティアであり、不妊手術費用や保護猫のお世話費用のすべてを負担できません。足りない費用は「募金箱を市内各所に設置させていただいているので、ぜひ応援をお願いします」と水本さんは言います。
将来の夢は「保護した猫達のケアや治療ができる、環境の整った大きいシェルターを作りたい」と目を輝かせて話してくれました。弱った猫が外で生きていくことは過酷です。今にも病気で倒れてしまいそうな猫を多く見てきたそうで、1匹でも幸せに暮らせる猫を増やしたいですが、里親さんが見つからないと新たに保護猫を受け入れることができません。現在20匹の保護猫の里親さんを探していますので、ぜひご連絡をお待ちしています。
お迎え:医療費+活動費5,000円(1月現在)
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