井出有咲さん(東和中学校2年)
ダンゴムシの研究を約8年続け、数多くの受賞歴を持つ井出さん。保育園でダンゴムシを探していたときに、石の裏など暗くて湿った場所にたくさんいることを発見し、どうしてそういった場所にたくさんいるのか、という疑問からダンゴムシに興味を持つようになったそうです。
研究を行うときには、まず仮説を立て、それが正しいのかを突き詰めますが、仮説通りに進まないところが難しいと話してくれました。一方で、研究するたびに、次から次に疑問が出てくるので、その疑問を解明していく面白さが研究を続けるモチベーションになっています。
直近の研究では、「右に曲がった後は左に、左に曲がった後は右に曲がる」交替性転向反応という生物の習性に関する研究を行い、日本学生科学賞石川県審査優秀賞を受賞しました。
将来は生命科学の分野を学び、世界中の人の助けになることがしたいと話してくれました。井出さんの研究が、世界中の多くの人の役に立つようになることを期待しています。
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