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笑う門には福来たる~加賀市で青春~VOL.11

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石川県加賀市 クリエイティブ・コモンズ

■加賀パフェを通した地元の魅力を発信したい大聖寺実業高校生が考える修学旅行プラン
佐藤笑美さん・小島葵さん・大家奈緒さん
2月4日(日)に神戸市で「観光甲子園2023」決勝大会が開催され、大聖寺実業高校3年生のブロッコリーチームが、全国509チームの中から、SDGs修学旅行部門の準グランプリを獲得しました。
「観光甲子園」は、全国の高校生が地元の旅行プランを考え、競うコンテスト。大聖寺実業高校では、3年前から課題研究の一環として、本大会にプランを提出してきました。商品づくりなど、さまざまな課題研究がある中で、「観光甲子園」を選んだ理由は、修学旅行プランを考える、という独創性に面白味を感じたからだそう。
3人は、加賀パフェを提供する飲食店数が減少し、加賀市の良さが消えかかっていると感じたことをきっかけに、消えていく良いものを全国に伝えたいという想いから、加賀パフェを中心とした3泊4日のプランを考案しました。プランでは、加賀パフェを体験するだけでなく、パフェに使用される食材の収穫体験や地元の歴史・文化の体験、それらを活かしたオリジナルの加賀パフェづくりにチャレンジするという、パフェを軸に一貫性を持たせた斬新な修学旅行プランを提案しました。
一方で、「SDGs的な観点を取り入れることが難しかった。高校オリジナルの加賀パフェの作成を試みるも、短期間での開発ができなかった」などの苦労があったそう。しかし、加賀パフェを模したオリジナルフラッペを作成。パフェよりも簡単に作成できたことから、新たな発信材料になるのではと感じ、「一見失敗に思えたことも視点や発想を変えることで、新たな発見ができた。柔軟な姿勢を身に着けることを学んだ」と話してくれました。
今回の受賞を受けて「改めて加賀市の魅力を知ることができました。北陸新幹線を利用してたくさんの人に観光に来ていただきたいです!」と話す3人。高校生の考えたSDGs修学旅行プランが実現することで、加賀パフェを通した、今後のまちの活性化に期待したいです。

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