田中来弥さん(東和中学校令和6年卒業生)
武術太極拳・長拳は、決められた演武を2分弱で演じ、正確さと美しさを評価する競技。田中さんは、十万石まつりで披露されていた演武に魅了され、すぐに競技を始めました。
武術太極拳を始めたものの、コロナ禍の影響で、大会やイベントが中止になり、演武を披露する場面も少なくなりました。そのような逆境にも負けることなく、技術を磨いた田中さんは、現在では、全国大会や国民体育大会でも通用するような実力を身に着け、ハイレベルな演武を行うライバルから刺激をもらっています。一方で、全身全霊で演武を行うため、ケガもしてきました、と苦労する一面も話してくれました。
今後は、再び、国体の舞台で満足のいく演武を披露し、表彰台に立つこと。また、文武両立した高校生活を過ごすことを目標にしています。
武術太極拳を始めて、体育の成績が上がったり、姿勢が良くなったりと、良い面がたくさんあるので、一緒に切磋琢磨を行う仲間が増えたらうれしい、とはにかみながら話してくれました。
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