■ブドウ栽培のプロが目指した、理想のロゼスパークリングワイン
西村靖吉さん
丸山充雄さん
山下弘蔵さん
土山恭弘さん
加賀市豊町でブドウ農家を営むメンバーは、豊町で収穫されたブドウを100%使用したロゼスパークリングワイン「ユタカーナ」を販売しています。
石川県オリジナル品種のルビーロマンやシャインマスカットなど、多くのブドウを生産する農家の皆さんは、豊町を盛り上げたい、加賀市の新たな名産品を作りたいという想いから、自分たちの技術や経験を活かしたワイン作りを行うことを決意しました。
令和3年からワイン作りのための品種栽培を始めましたが、ワインで使用する品種は、今まで栽培していた食用の品種とは異なり、雨の影響を受けやすいなど、手探りをしながら育ててきました。そのような苦労を乗り越えることができたのも、熱い想いを持つ農家同士で意見交換や勉強会を行うことで、ノウハウの共有ができたことがいいワイン作りの秘訣だそうです。
代表の丸山さんは、「どのようなジャンルの料理でも合わせやすく、日ごろからお酒を飲む人からそうでない人まで、多くの人に飲んでもらいたい」と話しています。今年度は、750ml・375ml合わせて、1,200本のワインを製造し、ゆくゆくは8,000本の製造を目指しているそうです。現在はJA加賀元気村と公式オンラインショップで販売されています。市内産のブドウで作られたワインを、ぜひご賞味ください。
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