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加賀市で整う~サウナと温泉~(1)

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石川県加賀市 クリエイティブ・コモンズ

■加賀市サウナ特区宣言
令和6年7月1日、加賀市とSEVEN RICH GROUPによる「サウナ特区宣言」及び産業振興に向けた包括連携協定式が行われました。
SEVEN RICH GROUPが有する幅広い分野での専門性や、広範囲なネットワーク等を有効に活用することにより、地域の活性化に向けた産業振興を推進し、地方創生を図ることを目的としています。
今後は国家戦略特区「デジタル田園健康特区」に認定されている加賀市と、お互いの強みを生かして、一緒に「加賀市サウナ特区」を目指していきます。また、全国的にも温泉とサウナ両方が同時に体験できるのは、大変珍しく温泉地の新たな魅力として発信をしていきます。

▽加賀温泉郷×サウナ
近年のサウナブームはもちろん、北陸新幹線加賀温泉駅開業にむけて、市内の旅館がリニューアルを行い、サウナ施設が増えています。
その数はなんと35施設。温度や照明など、個性が光るサウナがたくさんあり、自分好みのサウナ施設も見つかるはず。

▽SEVEN RICH GROUPとは?
東京に本社を構えるSEVEN RICH GROUPは、2011年に会計事務所として創業して以来、30社以上の自社事業、約70社の出資先を持ち、スタートアップ企業を中心とする約1,500社を超える企業支援を通して、ビジネスの成長をあらゆる側面から支援する企業です。

▽イベント当日の様子
当日は、移動式サウナが会場に設置されました。
サウナ部のTシャツを着て、サウナハットを被った宮元市長は、加賀温泉郷サウナ部の皆さんと一緒にサウナの中に入り、疑似体験を楽しみました。

■加賀温泉郷サウナ部にお話を聞きました
▽加賀温泉郷サウナ部とは?
加賀温泉郷サウナ部は、加賀市のサウナの良さをフックに加賀温泉郷の魅力をより多くの人に知ってもらうために活動している団体。加賀市ならではの魅力と、サウナを組み合わせ、加賀温泉郷全体の魅力の向上を目指す。

・吉田有志さん
吉田屋山王閣代表取締役社長
・表泰基さん
サウナ部員

▽サウナにハマったきっかけ
吉田さん:サウナブームがくる前から、自身の趣味でよく通っていたのですが、近年サウナ施設が増えたので、より身近な存在になり、通う頻度が増えました。
表さん:3年ほど前に、後輩からの誘いで行ったのがきっかけでした。はじめは、水風呂に苦手意識があったのですが、体験してみると「なんて爽快なんだ!」と衝撃を受けました。

▽魅力とは
吉田さん:熱いサウナに入り、良い汗をかいて、冷たい水風呂で体を冷ます。この一連の流れが最高です。サウナの中は、なにも考えずにいられるので、とてもいい空間です。
表さん:やっぱり「爽快さ」が一番です。水風呂に入った時の爽快さは何よりも気持ちいいです。またサウナは1年を通してどの季節に入っても、楽しめるので、そこも魅力ですね。

▽自己流のサウナを教えてください
吉田さん:加賀市だからこその入り方だと思いますが、温泉と組み合わせた入り方が最高です。サウナ、水風呂の後に温泉に浸かることで、より疲れが取れてリフレッシュできます。
表さん:無理して長い時間サウナに入ったりはせず、その日の体調にも合わせ、自分のタイミングで出たり入ったりを繰り返し、サウナを楽しむことが1番だと思っています。

▽「加賀市サウナ特区宣言」を受けて
吉田さん:温泉地である「加賀市」と、近年ブームにもなっている「サウナ」の組み合わせは、今後、観光地としての大きな魅力のひとつになっていくと思います。日帰り利用可能な旅館や施設が充実しているので、サウナへの関心も高まっていくと嬉しいです。
表さん:加賀市だからできるサウナの楽しみ方を、多くの人に知ってもらえる良い機会だと思います。この宣言を受け、サウナ部としても、より積極的に活動していきたいと思います。

▽サウナ部としての今後について
吉田さん:今後は、温泉とサウナという魅力を強みに、市内外問わずPRしていきたいと思っています。また、加賀市の「食」の面とサウナを組み合わせて、市内おすすめの「※サウナ飯」を紹介していけたらと思っています。
表さん:市内サウナの魅力を市民はもちろん、観光客向けにも紹介できるようなイベントができたらと思います。市民にはまだ知られていない市内サウナの魅力を、観光客には温泉とサウナの組み合わせを全面にアピールできるようなイベントにしたいです。

※「サウナ飯」…サウナを楽しんだ後に食べるご飯

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