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自治体の皆さまへ

保育ビジョン-1年目の歩み-

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石川県加賀市 クリエイティブ・コモンズ

令和6年4月に加賀市保育ビジョンを公表し、公立保育園では「自然」をテーマに子どもと共に学び合いながら1年目の歩みを進めています。加賀市の素晴らしい自然や風土、そして人との関わりを大切にしながら、子どもたちと向き合う中で生まれてきた加賀市・アプローチのプロセスをさまざまな形でご紹介する場を設けます。

■こどものこえ展inかが
「学びの未来」を、0歳から。
期間:2月下旬~3月末頃
市内の観光施設などに、子どもたちの作品をポスターにして展示します。
子どもが描く作品にはどのような思いや考えが込められているのでしょうか?言語だけではない、子どもの素晴らしさや発想のおもしろさが詰まった「こどものこえ」が園の活動の中では、たくさん生まれています。多くの人に、まちに飛び出した加賀市の子どもたちのこえに、気持ちを傾けていただく機会となれば幸いです。

▽episode1
保育の取り組みを知った地域の人から大きな大きなかぼちゃをいただきました。園のホールで子どもたちの探究が始まります。
「こんな大きいのどうやって運ばれてきたんかな?」「なんでこんなに重いんや?中に何入っとるんやろう?」
“重さの正体”が何なのか?心がひきつけられています。

▽episode2
「かぼちゃの中には何が入ってるんだろう」
「ドンってゆった!」
「かぼちゃのなかはよるや」
「ごーってひこうきのおともする」
「せかいあるんじゃない?」
かぼちゃの中にある世界に想像がふくらみます。
子どもたちが、その豊かな感性で見ている世界をのぞいてみたいと思いました。

▽episode3
『かぼちゃの中を想像して描いてみない?』
1つの大きな紙に、一人ひとりの思いが描かれていきます。
・大きく育った秘密
・重さの秘密
・かぼちゃの中の世界
「子どもたちが描く絵」(こどものこえ)は、いつも大人の想像をこえていきます。

■加賀市の保育のみらい2024-2025
〜加賀の自然とこどもたち〜
2月23日(日)
場所:動橋地区会館
申込方法:QRから申込みまたは子育て支援課まで
※QRは本紙をご覧ください。
申込期限:2月17日(月)
第1部…10時~12時30分
加賀市保育ビジョン進捗説明、実践事例報告オープンダイアログ(有識者による対話)
第2部…14時~16時
基調講演 秋田喜代美氏(学習院大学教授/東京大学名誉教授)

令和5年度から幼児教育の質向上事業として創造性をはぐくむ保育・教育を推進しています。
昨年3月に開催した「加賀市の保育のみらい」では、「はじめのいっぽ」と題して1年目の取り組みについて報告し、その後、約1年かけて公立保育園で学びを重ねてきた子どもと保育者の姿、本ビジョンの取り組みについての進捗状況をご報告する場を設けます。加賀市の子どもたちの今とみらいについて、共に考えませんか?保護者の方、保育関係者、市民のみなさま、どなたでもご参加ください。

■「ボーダークロッシングス」展
-行き来する、その先へ-子どもと自然とデジタル
3月1日(土)~3月9日(日)
会場:加賀市山代スマートパーク
時間:
平日…10時~18時
※最終入場は17時30分
土・日…10時~16時30分
※最終入場は16時
入場料:無料

本展はJIREA(レッジョ・エミリア・アプローチ国際ネットワークの日本窓口団体)が主催する「子どもと自然とデジタルの出会い」をテーマとした、「触れて」「感じて」「表現する」アトリエ併設型の国際的展覧会です。
北イタリアのレッジョ・エミリア市では、古くは1980年代から、当時最先端だったパーソナルコンピュータを含むデジタル機器を保育・教育に取り入れ、今日に至るまで、子どもたちがデジタル機器を自らの想像力を膨らませ、思いや考えを表現するためのツールとして日常的に取り入れた、豊かな教育環境づくりが行われています。
子どもたちの創造的な学びのプロセスを通じて生まれる“デジタル詩”(子どもたちの表現、100の言葉)を市民の皆さまにお届けします。

問合せ:子育て支援課
【電話】0761-72-7855

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