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自治体の皆さまへ

令和6年度 当初予算の概要をお知らせします(1)

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石川県川北町

令和6年度当初予算が、第1回(3月)議会定例会で可決されました。皆さんが納める税金や、国・県からの交付金・補助金などが、どのように使われるのか、その歳入と歳出について概要をお知らせします。

令和6年度川北町予算:68億2,387万円
一般会計:52億3,800万円
特別会計:11億8,120万円
企業会計:4億467万円

▼当初予算のポイント
東京株式市場の日経平均株価が史上最高値を更新するなどのニュースもありますが、あらゆる物価の高騰や円安の進行、能登半島地震などが、日常生活や経済・社会活動に大きな影響を及ぼしています。
このような厳しい状況の中、令和6年度当初予算は、サンハイム三反田整備事業をはじめとする「生活環境の向上と定住化支援」や、能登半島地震での経験を踏まえた「安全・安心なまちづくり」、そして「子育て支援や福祉、教育環境の充実」にも引き続き取り組んでいくほか、AIなどを活用したスマート農業技術を導入する農業者に対する補助事業の新たな創設や、企業誘致にも積極的に取り組むなど「産業の振興」にも注力し、力強い農業構造の実現や地域経済の活性化を図ります。健康づくり推進条例に基づく、様々な施策も展開し、関係機関や団体と連携を図りながら「健康づくりの推進」を実施し、健康寿命の延伸に繋げていきます。また、自治体システムの標準化対応などの「行政のデジタル化」や、公共施設の照明LED化による「脱炭素化の推進」についても取り組んで参ります。主な施策やその内容については、本紙2ページから4ページをご覧ください。

令和6年度の一般会計は52億3800万円、前年度と比べて8億円、18.0%増となっており、それに特別会計、企業会計を合わせた予算総額は、68億2387万円、前年度と比べ7億3492万円、12.1%の増額となりました。

▼〈歳入〉
一般会計において、個人や法人から納められる町民税や固定資産税を含む町税が、前年度当初予算より1000万円、0.8%減の12億5100万円を見込んでおり、これに使用料などで構成される自主財源の比率が36.0%と昨年度よりやや減少したものの引き続き高い割合を維持しています。
そして、国や県の交付金・補助金なども活用しながら、柔軟な町政の運営に努めます。

▼〈歳出〉
ソフト事業では、新技術を活用したスマート農業に取り組む農業者を支援する補助金をはじめ、人手不足に悩む中小企業を対象とした人材採用のためのPR動画の作成支援、地区の防犯カメラ設置に対する助成など、新たな補助事業にも取り組みます。昨年度2学期から進めている、小中学校給食費の無償化についても、引き続き取り組むとともに、給食費の公会計化を図ります。さらに、震災の教訓を基に避難所資機材の整備や非常持出袋の追加購人費用なども新たに計上するなど、防災対策の推進にも努めます。
ハード事業では、令和7年1月末完成予定のサンハイム三反田整備事業や、指定避難所となっている橘小学校体育館のバリアフリー化、自衛消防隊の小型動力ポンプの更新など、施設の利便性向上や安全・安心の確保にも力を入れた内容となっております。

▽一般会計 歳入

▽一般会計 歳出

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