文字サイズ
自治体の皆さまへ

まちのNEWS

24/26

高知県土佐町

◆嶺北消防団連合会夏季合同演習 第34回操法大会
9月3日に土佐町ふれあい広場において嶺北消防団連合会夏季合同演習第34回操法大会が開催されました。この大会は消防技術の向上と団員の士気高揚を図り、消防活動の進歩、充実と団員相互の親睦に寄与することを目的に行われており、7月9日に行われた土佐町予選で入賞した分団が土佐町消防団代表として出場しました。各大会の結果は以下のとおりです。
コロナ禍を経て4年ぶりの開催となりましたが、どの分団も予選から練習の成果を十分に発揮し、規律正しく統制の取れた競技を行いました。
なお、小型ポンプの部で優勝した松ヶ丘分団につきましては、来年6月30日に高知県消防学校で開催される高知県消防操法大会に出場する運びとなりました。

○土佐町予選大会結果
・ポンプ自動車の部
優勝 田井分団
第2位 中央分団

・小型ポンプの部
優勝 古奈川分団B
第2位 松ヶ丘分団
第3位 古奈川分団A

○嶺北大会結果
・ポンプ自動車の部
優勝 本山町中央分団
第2位 土佐町田井分団
第3位 土佐町中央分団

・小型ポンプの部
優勝 土佐町松ヶ丘分団
第2位 土佐町古奈川分団
第3位 土佐町石原分団

◆令和5年度 第34次十和田市交流使節団in土佐町
高知市出身で晩年を旧十和田湖町で過ごした文豪「大町桂月」が縁で、大町桂月のファンであった土佐町の土佐酒造前社長が、大町桂月の命日に終焉の地である蔦温泉に「桂月」を贈ったことや土佐町の熱心な大町桂月研究グループとの交流等がきっかけとなり、旧十和田湖町と土佐町が昭和60年6月21日に姉妹都市締結を行いました。また、旧十和田湖町と土佐町は人口規模がほぼ同じであったことや林業が盛んであるということ、「四国の水がめ」といわれている早明浦ダムや町内を四国三郎と呼ばれる吉野川が流れている土佐町に対し、十和田湖と奥入瀬渓流をもつ旧十和田湖町は「水の郷」といわれ、共に水が豊かなこと、国指定の天然記念物のイチョウの樹があることなど共通点が多かったことも姉妹都市締結の理由といえます。
昭和62年から夏期は十和田市から土佐町へ、冬期は土佐町から十和田市への交流親善使節団として児童のホームステイによる交流を続けています。8月2日から5日までの4日間の交流の様子をご紹介します。

▽1日目(8月4日)
10人の十和田市交流使節団は三沢空港から羽田空港を経由して、高知龍馬空港に到着後、使節団一行は土佐町へ。歓迎式では、髙橋副町長、土佐町交流事業推進委員会高石清賢会長からの歓迎の言葉を受けた後、使節団員からも自己紹介。「カヌー体験が楽しみです。友達を作りたいです」など、土佐町滞在中の抱負を話してくれました。その後、記念撮影をし、それぞれの受け入れ家庭に向かいました。

▽2日目(8月5日)
2日目の午前中は、町内めぐり。まず土佐酒造と桂月館を見学し、お酒の造り方や十和田市との交流の架け橋となった大町桂月先生について学びました。そして、おおぶち自然村にて高知県発祥の苔玉づくり。どの作品も個性が豊かなものに仕上がりました。
昼食後は待ちに待ったSUP&カヌー体験。十和田ではほとんど川遊びをしたことがないという子どもも澄み切った冷たい水の感覚を全身で楽しんでいました。その夜は、さめうらBBQテラスにて交流会を開催。受け入れ家庭同士でバーベキューなどをして楽しみました。

▽3日目(8月6日)
各受け入れ家庭と観光地巡りやウォータースポーツなど、さまざまな場所で楽しい思い出づくりをしました。夜のお別れ交流会では団長をはじめ子どもたちが3日間で学習したこと、体験したことを振り返りながら交流し、親睦を深めました。

▽4日目(8月7日)
最終日、使節団員は役場前に集合し、町関係者・受け入れ家庭の方々に見送られながら土佐町を出発。坂本龍馬記念館を見学し、高知龍馬空港に到着。
使節団員たちは見送りに来ていた土佐町の子どもたちと最後のお別れと再会の約束をし、たくさんの思い出を胸に帰路につきました。

◆第43回 早明浦湖水祭(水神祭)
令和5年8月5日(土)、嶺北4町村で構成する早明浦湖水祭実行委員会の主催で、第43回水神祭が行われました。今年は、早明浦ダム再生事業起工式が同日開催となっていたため、水神祭のみの開催でしたが、規模は新型コロナウイルス感染症流行前に戻して行われました。
県外の方を招待しての水神祭は4年ぶりでしたが、四国四県の行政関係者他60人あまりの方が参列くださり、四国の水がめとして多くの方の暮らしを支える早明浦ダムの建設に携わった先人の方々のご労苦に思いをはせ、感謝と慶弔の意を捧げました。

◆早明浦ダム再生事業起工式
令和5年8月5日、独立行政法人水資源機構により早明浦ダム再生事業起工式が土佐町農村環境改善センターで開かれました。本式典は平成30年度から行われている早明浦ダム再生事業において主要な工事である放流設備の増設工事を本格的に着手するため、工事の順調な進捗と安全を祈念し開催されました。
水資源機構の金尾理事長からは「機構が実施する大規模な「ダム再生事業」として初めての事業であり、この事業化にあたっては関係各県や市町村、利水者などから多大な協力を賜り、深く感謝申し上げる。これから工事が本格化していく中、工事中もダムの貯水池運用に支障がないように進め、騒音対策や安全対策など周辺環境への影響を極力軽減すべく、丁寧な施工を心がけ、令和10年度の工事完了を目指していく」との主催者挨拶がありました。
式典会場には、国会議員や県議会議員、国土交通省幹部のほか、関係自治体首長ら約60人が参列し、鍬入れとくす玉を開披し、起工を盛大に祝いました。
再生事業の期間は平成30年度から令和10年度までの11年間の予定で、洪水調節容量や放流設備を増やすことで治水能力を向上させることを目的としています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU