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世界への玄関口 つばた空港 Tsubata International Airport

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石川県津幡町

■つばた空港執筆者(町CIR・ALT)製作!
つばたイングリッシュチャンネル

■シャーデー ワン エーエルティー
氏名:シャーデー・モーア Sade.D.Moore
誕生日:1991年10月7日
出身:アメリカヴァージニア州
趣味:料理、絵を描くこと、サッカー、ダンス
【E-mail】gakkoukyouiku@town.tsubata.l(エル)g.jp

■「メンタルヘルスをちゃんと考える」
困ったことがあったら、あなたは誰に相談しますか?英語には”Before you can love someone,you must love yourself”ということわざがあって、誰かを幸せにし、その人を本当に愛するには、まず自分自身に満足し、自分自身を愛さなければいけないという意味です。多くの人が、自分を愛すること、ありのままの自分を受け入れることに苦労しています。特に日本では、ほとんどの日本人は目立ったり、人と違うことをしたがりません。人前で本当の自分を見せないし、本当の自分が何者なのか誰にも知らせません。これは、人の心の健康に大きなダメージを与える可能性があります。
完璧とは言えませんが、アメリカではメンタルヘルスへの対応が非常に重要な課題になっています。多くの人は、自分の悩みや問題を誰にも言えないと苦しんでいます。医師の診察を受けても、悩みを打ち消されるか症状を抑える薬をもらうだけです。しかし、それが本当の答えなのでしょうか?アメリカでは、セラピーを受けることで、多くの人が自分の悩みを打ち明けることができます。訓練を受け、免許を持っているセラピストによるセラピーによって、私の友人の多くが、過去に抱えていたトラウマを乗り越え、さらに幸せと満足を得て、本当の自分を自由に表現できるようになりました。セラピーを受けなくても、多くのアメリカ人は、家族、友人、恋人、同僚など、頼りになるサポート・システムを持っています。自分のことを一番心配してくれる人たちに、自分の気持ちを話すことが大切だと考えているのです。
日本人は、「日本人」と「外国人」という対立軸で物事を考えているように見えることがよくあります。もし、そのグループの一員でないなら、あなたは外側にいて、決して中に入れてはもらえません。自分の気持ちや考えを周囲にオープンに話すことに慣れている多くの外国人にとって、それはとても孤独な体験になるかもしれません。でも、同じように感じている日本人もたくさんいると思います。日本が、自分の希望や夢、恐れ、問題などを、他人の批判を受けずにオープンに話し合える国になり、実際のセラピーや癒しが、いずれもっと一般的になることを望んでいます。

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