特集 令和5年7月豪雨災害(1)

2／49

■日常の暮らしと笑顔を一日も早く取り戻すために
7月12日に発生した線状降水帯による豪雨で被災されました皆さまに、心からお見舞い申し上げます。また、災害復旧のためにご尽力、ご協力をいただいている皆さまには感謝申し上げます。
このたびの豪雨では、人的被害こそなかったものの、町内の広範囲にわたり住宅の半壊、一部損壊、床上・床下浸水が発生するなど、多くの町民の皆さまが被災されました。また、土砂崩れによる通行止め、道路の損壊に加えて、住居や工場、農地など、生活に欠かせない場所の被害が深刻となっており、近年類を見ない大規模な災害となっております。
町では、災害ごみの処理、罹災証明書の発行など、被災者支援に全力で取り組んでいるところですが、まだまだ至らぬところも多く、厳しい生活を強いられている被災者の皆さまにご不便をおかけしております。
被災された皆さまが一日も早く元の穏やかな生活を取り戻されますよう、国・県や関係機関と連携を図りながら、必要な施策や支援に取り組んでまいります。
町民の皆さまには、復旧・復興に向けて引き続きご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。
津幡町長　矢田富郎

■被害状況(7月21日現在確認分)
▽住家被害
半壊：2棟
一部破損：9棟
床上浸水：136棟
床下浸水：278棟

▽非住家被害
全壊：2棟
半壊：2棟

▽その他の被害(町管理分)
道路被害：132か所
河川被害：40か所
歴史公園被害：1か所
ため池決壊：1か所
水道(断水)：10地区

▽避難状況
※7月13日～18日開設
避難場所：4か所
避難者数：延べ52人

■休園・閉庁などのお知らせ
・石川県森林公園…当面の間休園
・ハローワーク津幡…9月3日まで閉庁
・倶利伽羅塾…大研修室・火牛の間・巴の間使用不可