近年、大雨や暴風雨などにより日本各地で大きな被害が発生しています。昨年7月には町内でも、線状降水帯による豪雨で河川が氾濫し、未曽有の被害が発生しました。
雨が多くなる時期を前に、発災時の対応などについて改めて確認し、いつ災害が起きても慌てることがないよう、普段から備えましょう。
1.身のまわりの備えを確認しましょう
■いざというとき、避難するための備え
□ハザードマップで災害危険箇所や避難情報を確認
□テレビやインターネットで気象・防災情報を確認
□避難場所や避難経路を実際に歩いてみる
□外への避難と2階以上への避難のどちらがよいかを考えておく
■大雨のとき、被害を軽減するための備え
▽家の外
□窓や雨戸はしっかりと閉めてカギをかける
□側溝や排水溝は落ち葉などの堆積物を取り除いて水はけをよくしておく
□風で飛ばされたり、落下しそうな物は、屋内など安全な場所に移動する
▽家の中
□非常持ち出し品の用意
□窓に飛散防止フィルムなどを貼ったり、万一の飛来物に備えてカーテンやブラインドを下ろしておく
□スマホ、パソコンを充電しておく
■非常時の持ち出し品リスト(一例)
家族構成に合わせて非常持ち出し品を必要最小限にまとめ、目に付きやすいところに置いておきましょう。
また、ときどき中身を点検して、使用期限などを確認しましょう。
リュックに大事なものを入れたら、実際に背負ってみましょう。重いと避難するときに疲れるので、荷物を少し減らしましょう。
▽水・食料品
・飲料水
・缶詰、レトルト食品など
・粉ミルク、哺乳びん
・紙皿、紙コップ
▽貴重品
・現金(小銭)、預金通帳、カード
・免許証、保険証、印鑑
▽日用品
・着替え
・携帯ラジオ、懐中電灯
・モバイルバッテリー
・手袋(軍手)、スリッパ
・タオル、ティッシュ
・紙おむつ、生理用品
・洗顔用具
▽救急・安全対策
・救急セット、常備薬
・マスク、体温計、消毒液
・ヘルメット、防災ずきん
・眼鏡・コンタクトレンズ
▽あると便利なもの
・ビニール袋、食品用ラップ
・携帯用浄水器
・ナイフ、缶切り
・雨具
・携帯トイレ
・避難所でリラックスできるもの
(例)本・ゲーム・おもちゃなど
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