■日米2色のルーツ Alexandra アレクサンドラ
氏名:アレクサンドラ K(キョウコ)リー Alexandra.K.Lee
誕生日:1996年5月4日
出身:アメリカ カリフォルニア州
趣味:動物と遊ぶ・版画
【E-mail】gakkoukyouiku@town.tsubata.l(エル)g.jp
つばた空港執筆者(町CIR・ALT)製作!
つばたイングリッシュチャンネル
■See you!
初めて津幡町に来たとき、私はどれくらいここに住むことになるか知りませんでした。日本に来る人々が最初は日本のことが何でも好きで、時間がたつとカルチャーショックのあまり孤独や不満を感じるようになると言われています。そして、帰国するか、また生活が楽しめるようになるまで日本に残ります。この5年間で私はその過程を何回も経験したと思いますが、そのたびに津幡町に残ることにしてよかったと思います。
1回目は周りの人になじんでいないと感じたときでした。人々がよそよそしくて、私は空気かエイリアン(よそ者)かのように感じました。でも教え子だけが普通に接してくれて、その子どもたちのために残りました。英語を教えたり、一緒に遊んだりすることが楽しくて、もっと陽気にいられるようになりました。それで周りがどう思っているかを気にせず、自分自身と他人を受け止めることができました。
2回目はコロナが発生したときでした。私は日本語が堪能ではなく、緊急事態宣言などが分かりませんでした。それに数年間も家族や友達に会えませんでした。正直に言うと不幸でしたが、また幸せになるような気がして残りました。日本語を勉強し自立して、そして精神も心も養うことができたと思います。
最後は、仕事やたくさんの人と一緒に働くことに慣れていないときでした。3校の学校で働いて、毎年変わる各クラスの担任の先生と働きました。その中でどうしても関係がうまくいかない先生がいて、仕事に行くことを考えるだけで緊張して不安で仕方なかったです。時間がかかりましたが、あきらめず頑張っていたので、その先生たちとも仲良く働けるようになりました。一緒に働いてきた皆さんから多くのことを学んで感謝しています。
どの国でも長所短所があると思います。どのような状況にいても同じです。片方の味方をしたり、偏見を持つことより、もっと広い視野で観察して、真摯に聞いて自分の判断を頼りにすることができたと思います。
津幡町で過ごした時間にとても感謝しています。アメリカに帰って、もっと資格を取得し、仕事のために北陸に戻る予定です。そのときまではsee you!
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