■フェネック ~いしかわ動物園初のイヌ科動物の展示~
当園ではライオンやトラ、ヒョウ、ユキヒョウといった多くのネコ科動物を飼育しています。一方で、イヌ科動物は飼育していませんでしたが、去る7月29日からキツネの仲間であるフェネックの展示を始めました。フェネックは世界最小のイヌ科動物として知られています。アフリカ大陸の砂漠地帯で暮らす彼らの耳は、体の熱を逃がしたり獲物を探したりしやすいよう、とても大きいのが特徴です。
当園では高齢の「ガラナ」と比較的若い「シエル」の2頭を飼育しており、ふれあいひろばの特設展示場で、交代で展示しています。日中は巣穴の中で休息する夜行性動物のため、当園でもシェルター代わりのリンゴ箱の中で寝ている姿をよく目にしますが、体を丸めて安心して眠る姿を見ることができるのも、動物園ならではの醍醐味(だいごみ)ではないでしょうか。
イヌ派の方はもちろん、ネコ派の方もぜひフェネックに会いに来てくださいね。
※体調管理のために展示時間を限定したり、バックヤードとの行き来を自由にしたりしている場合があります。
いしかわ動物園ホームページ(本紙二次元コード参照)
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