多くの人が利用する能美根上駅を目指して

5／35

コロナ禍で鉄道利用者数が減少した能美根上駅の利用促進を図るために昨年度実施した、市民・企業・駅利用者への各アンケート調査結果の一部を報告します。また東京大学フィールドスタディ型政策協働プログラム(※)で能美市の担当となった学生4名から提案のあった駅利用促進策を紹介します。
※社会的課題に果敢にチャレンジするリーダー人材の育成を行うプログラム

◆令和4年度アンケート調査結果
◇調査概要
1.市民アンケート(15歳以上の市民2,000名(無作為抽出)、回収率約39%)
2.企業アンケート(市内の従業員概ね10人以上の事業所131社、回収率約56%)
3.駅利用者アンケート(9月28日、10月1日、10月8日の駅利用者1,057名、回収率約28%)小松市と共同

◆東大生の駅利用促進策の提案
「能美ならではの色を出す」
(1)グルメの活用
駅利用者や県外旅行者のニーズが高い「食」を生かした、加賀丸いも、国造ゆずなど特産物のご当地加工品販売、市民おすすめ飲食店情報の発信など
(2)駅員室の活用
無人駅員室を活かした「待合室兼情報発信ステーション」創出。市に関するテーマの月替わり展示、電子版駅ノートの設置・活用など
(3)競歩の活用
全日本競歩能美大会開催地として、「競歩」を活かした市民交流機会の創出。駅をコースの一部に入れた市民大会の開催、競歩体験会の開催など

今年度はこれらの結果・提案をもとに、市民の皆さまをはじめ、事業者、有識者などと、具体化に向けた話し合いを進めていきます。

問合せ：企画地域振興課
【電話】58-2212【FAX】58-2291