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自治体の皆さまへ

市長新年のあいさつ

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石川県能美市

能美市長 井出敏朗

市民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと、謹んでお慶び申し上げます。日ごろから、市政運営にひとかたならぬご支援とご協力を賜り御礼を申し上げます。

◆加賀立国能美誕生 1200年
昨年は「加賀立国能美誕生1200年」という歴史的な節目の年であり、記念式典や多くのイベントで、先人に感謝と敬意を表し、市民の皆さまとともに記念すべき年を祝いました。市内の5つの小学校が創立150周年を迎え、各小学校で記念式典も開催されました。また秋の「いしかわ百万石文化祭2023」では、市内全域で11のイベントを実施し、市内外の多くの方々にご参加いただきました。

◆デジタル化を加速
デジタル分野では、能美市に住む、訪れる全ての人々が、デジタル技術を活用して、安全安心・快適に暮らし続けられる「能美スマートインクルーシブシティ」構想を掲げ、能美市LINE公式アカウントの開設、IoT家電の活用、デジタル公民館、医療介護連携や見守りシステムなど、多種多様の取り組みがスタートした年でもありました。

◆好調な企業誘致 物価高騰対策
企業誘致におきましては、福島グランパークで株式会社オンワード技研、株式会社歯愛メディカルが竣工し、岩内町地内では加賀東芝エレクトロニクス株式会社の増築工事が始まり、TOPPAN株式会社の進出も発表されました。和光台五丁目の分譲を開始するなど、移住定住の促進にも取り組んでまいりました。一方で、長らく続く物価やエネルギー高騰対策として、小中学校の給食費の無償化や医療介護施設などへの支援にも着手いたしました。

◆知名度・魅力度の向上
また本市の知名度・魅力度の向上にも取り組み、名誉観光大使の松井秀喜さんにご協力をいただいたPRCMによるシティプロモーションや、サンリオの人気キャラクター「シナモロール」の応援大使就任、ふるさと歴史の広場の竣工など、能美の魅力を発信する事業を実施いたしました。

◆SDGsを推進
SDGs未来都市に認定されている本市では、昨年2月にゼロカーボンシティ宣言をいたしました。市民、事業者、行政など多様な主体との脱炭素に向けた取り組みを加速させ、2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指し取り組んでまいります。
本年2月には健康福祉センターサンテがリニューアルオープンします。母子保健・児童福祉・教育部門の相談の一元化を図り、切れ目のない支援を目指し、各部門の更なる連携強化に取り組んでまいります。

◆いよいよ新幹線が南加賀に
3月16日に北陸新幹線県内全線開業を迎え、開業効果を最大限に活かすため、根上学習センター子ども宇宙科学室やKAM能美市九谷焼美術館|体験館|のリニューアルオープンを予定しております。市応援大使「シナモロール」などを活用しながら、県内外に広く能美の魅力を発信し、更なる知名度・魅力度の向上を図ってまいります。2025年には「能美市誕生20周年」「のみ電誕生100年」の節目の年を迎えます。記念の年に向け、市史編纂作業を進め、のみ電跡地である健康ロードの整備も引き続き進めてまいります。

◆誰もが安全安心・快適に暮らし続けられるまち
今後も、デジタル技術と市民力・地域力の融合による「能美スマートインクルーシブシティ」構想を推し進め、能美市に住み、訪れる全ての人々が、デジタル技術を活用して、安全安心・快適に暮らし続けられる地域共生社会を目指し、全力で取り組んでまいりますので、引き続き市民の皆さま方のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
結びに、本年が皆さまにとってご健勝で幸多き年となりますよう、心からご祈念申し上げまして、年頭のごあいさつといたします。

※市議会議長のあいさつは、能美市議会だよりに掲載予定です。

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