まちづくり・市民の活躍
■のみバスが新ダイヤ・ルートで運行スタート
新ワゴン車両が里山地域を毎日走行
IRいしかわ鉄道が県内全線開業する3月16日から、のみバスのルート・ダイヤを改正し、鉄道との接続や市内移動の利便性が向上しました。
また更新時期を迎えた車両1台をワゴン車両(利用定員12人)に更新し、循環ルート「坪野方面」「鍋谷方面」の運行で使用しています。
新車両は全て座席となっており、従来のバス車両より小型化したことで、積雪などで狭くなった道路を運行する際の安全性が向上しました。
■寺井消防署の高規格救急自動車を更新
全国の災害に派遣する緊急消防援助隊に登録
配備から12年が経過した寺井消防署の高規格救急自動車を更新しました。
新車両は、より安全な救急搬送を行うため自動ブレーキを搭載し、サイレンの音に連動して赤色灯の光量が変化するアクティビーコンを搭載し、緊急走行時の一般車両からの視認性を高め、安全な緊急走行を確保します。
また車内には自動心臓マッサージ機や携帯型モニタリング機能付除細動器などの救急救命士による高度な処置が行える救急救命資機材を搭載しています。
■大和ハウス工業株式会社が福島グランパークに進出
令和8年度にスーパーなど複合商業施設を整備予定
大和ハウス工業が福島グランパーク(福島町)への進出を表明し、2月19日、北陸支社の石野信治(いしのしんじ)支社長らが市役所を訪れ、進出表明式を開催しました。
4万2070平方メートルの敷地に、スーパーやドラッグストア、飲食店、物販店などが集積した複合商業施設を整備する計画で、令和8年度中のオープンを予定しています。
石野支社長は「地域に喜ばれ、活力になる施設にしていきたい」と話されました。
井出市長は「企業誘致や移住定住の勢いを加速させる。市としてもしっかり支援していく」と話しました。
今回の進出決定により、令和元年度から造成に着手した福島グランパークは完売となりました。
■沖縄県恩納村と教育交流パートナー協定を締結
教育・文化・スポーツ振興などで連携
2月19日、沖縄県恩納村(おんなそん)教育委員会と能美市教育委員会による「教育交流パートナー協定」を締結しました。
この協定は、沖縄科学技術大学院大学(OIST(オイスト))と北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)が「学術協力に関する基本協定」を締結したことをきっかけに、恩納村と能美市の教育に関する交流事業を開始するものです。
教育に関する相互の交流や連携を行う内容となっており、夏には市内中学生の希望者による恩納村への研修派遣を予定しています。
■能美市吉原釜屋町土地区画整理組合が設立
新たな魅力あるまちづくりに向けて始動
1月31日付けで設立の認可を受けた「能美市吉原釜屋町土地区画整理組合」が2月25日、第1回総会を吉原釜屋町会館で開催しました。
今後、住宅地・工業地の土地利用を計画しており、市の補助金を活用し、区画道路の整備や既存道路の拡幅整備などを行い、宅地の利用を促進する市街地の造成を進めていきます。
■ハウメット・ジャパン株式会社からご寄附
のみ電子図書館に新たに電子書籍345冊
ハウメット・ジャパン株式会社(粟生町)から、のみ電子図書館の蔵書の充実を図るため、222万6750円のご寄附をいただきました。
3月6日、ハウメット・ジャパン株式会社で、井出市長が感謝状を贈呈しました。
寄附金は「のみ電子図書館」の電子書籍345冊分の購入に充てられました。
■防災士の北村さんが県知事表彰受賞を報告
市防災士連絡協議会発足当初から役員として活動
2月28日、令和5年度石川県自主防災組織等知事表彰の防災士部門を受賞した北村達也(たつや)さん(中ノ江町)が井出市長に受賞を報告しました。
この表彰は、地域の防災力向上に貢献した自主防災組織や防災士に贈られるものです。
現在は市防災士連絡協議会の副会長を務めており、根上地区の防災士などが横のつながりを創出するための意見交換会を企画するなど活躍されています。
北村さんは「防災士の役割は平時に防災意識を高めること。引き続きしっかりと取り組んでいきたい」と意気込みを話されました。
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